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CPCMのウィメンズディレクターが手掛ける新ブランド「ユリナ カワグチ」がデビュー

2018年10月30日 23:23  Fashionsnap.com

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「ユリナ カワグチ」2019年春夏コレクション Image by: FASHIONSNAP.COM
パルが運営するクラフト&カルチャーショップ「チャオパニック ・カントリーモール(CIAO PANIC COUNTRY MALL)」(元CPCM)のウィメンズディレクターを務めるデザイナー 川口ユリナが、自身のブランド「ユリナ カワグチ(Yurina Kawaguchi)」を立ち上げた。

 川口ユリナはセレクトショップ「シェル(cher)」のプレス担当と企画業務を経て、2001年に「スラントワイズ(SLANTWISE)」をスタート。その後2011年に独立し、「トゥエンティーミリオンフラッグメンツ(20,000,000 fragments)」のデザイナーを務めたほか、同時期に「シンゾーン(Shinzone)」のデザイナー兼クリエイティブディレクターを務めた。また、2014年秋冬シーズンから2019年春夏シーズンまで「ジェーンスミス(JANE SMITH)」にデザイナーとして携わり、2015年からチャオパニック・カントリーモールのウィメンズディレクターとして活動している。
 約18年というデザイナー歴からブランドを立ち上げたタイミングについて川口は「独立してから7年ほど経つが、まだ学ぶべきことはたくさんある。直感で今しかないと思った」と説明。糸から素材を作り、素材同士の組み合わせを楽しみながら表現できる場としてブランドを位置づけるという。30代~40代をメインターゲットに、自立した大人の女性に向けてブランドを展開していく。
 デビューシーズンとなる2019年春夏コレクションでは、カットソーやワンピース、コートなど全26型をラインナップ。価格帯は1万円台~6万円台で、トリアセテートとフェイクレザーの組み合わせや、シアー感のあるナイロン素材などを採用し大人の女性らしさと上品なセクシーさを表現したという。今後については、まだ具体的には決まっていないが「素材感を楽しんでもらえるようなブランドにしていきたい」と思いを語った。