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精悍マスクに大変身。『ジープ・チェロキー』がビッグマイナーで新エンジン搭載

2018年10月30日 16:01  AUTOSPORT web

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LEDライトが際立つ最新のエクステリアデザインとなった5代目『ジープ・チェロキー』
かつて日本でも大ヒットを記録し、ジープの魅力を多くのユーザーに伝える役割を果たした伝統のモデル『チェロキー』がビッグマイナーチェンジを敢行。2013年登場時の個性的なフェイスから一転、LEDライトが際立つ最新のエクステリアデザインとなり、新型エンジンや安全機能の強化など装備を大幅に改善。導入記念限定車も設定し、10月20日から発売が開始されている。

 ジープ伝統の悪路走破性を確保しながら、FFグレードも用意されるクロスオーバーSUVとして誕生した5代目『ジープ・チェロキー』は、伝統の"7スロットグリル"は維持しつつも、ヘッドライトとポジショニングを上下二段に分割した個性的なマスクを採用していた。

 しかし今回のマイナーチェンジでは、フラッグシップモデル『グランドチェロキー』を頂点とするプレミアム系モデルの最新デザインを取り入れ、精悍なエクステリアへと変貌。

 さらに、Apple CarPlayやAndroid Autoに対応した第4世代Uconnectシステムを搭載したほか、ジープ・ブランドとして初めて両手がふさがった状態でも足先によるジェスチャーだけでリヤゲートを開くことができるハンズフリーパワーリフトゲートの採用、ヘッドライト、デイタイムランニングライト、フォグライト、テールライトのすべてをLED化するなど、最新SUVに期待される洗練されたエクステリアに仕上がっている。

 グレード構成はLongitude(ロンジチュード)、Limited(リミテッド)、Trailhawk(トレイルホーク)の計3モデルとなり、発売当初は快適性に優れたグレードのリミテッドに加え、導入限定車Longitude Launch Edition(ロンジチュード・ローンチエディション)を設定。

 ベースグレードのロンジチュード、そして悪路走破性に優れたトレイルホークは遅れて来春登場の予定となるも、どのグレードにも新エンジンが導入され、ロンジチュードには改良された2.4リッター直列4気筒"タイガーシャーク"マルチエアⅡを搭載。




 START&STOP機能の採用やエアインテークの改良により、燃費の向上ならびにノイズや振動を低減し、最高出力177PS、最大トルク229Nmのアウトプットにパドルシフト付9速ATを組み合わせ、スポーティなドライブフィールが楽しめる仕様となった。

 そしてリミテッド、トレイルホークの2グレードにはアルミ製シリンダーブロックやシリンダーヘッドを持つ軽量新設計の2リッター直列4気筒ターボを初搭載。ツインスクロール式ターボチャージャーの搭載により、低回転から優れたレスポンスを発揮し最高出力272PS、最大トルク400Nmを発生。

 こちらもパドルシフト付9速ATを組み合わせるとともに、START&STOP機構の採用によりJC08モード燃費は10.4km/Lを達成。レギュラーガソリン仕様であることも合わせ、ランニングコストに優れた仕様となっている。

 また導入時のみの限定車として設定されたロンジチュード・ローンチエディションは、レザーシートとフロントシートヒーターといった豪華装備のほか、スライディングリヤシート、リヤディープティンテッドガラス、セキュリティアラームといった機能装備も充実。

 ブラックの内装に合わせたボディカラーには、ダイアモンドブラッククリスタルP/C(限定100台)、ブライトホワイトC/C(限定100台)の2色が設定され価格は429万円。カタログモデルのリミテッドは479万円となっている。



公式サイト: https://www.jeep-japan.com/cherokee-kl.html