マット・デイモン、犬猿の仲のTV司会者とワールドシリーズ観戦

圧倒的な強さを見せつけ、4勝1敗で「ロサンゼルス・ドジャース」をくだし、見事王者に輝いた「ボストン・レッドソックス」。スタジアムには連日多くのセレブ達が足を運んだが、地元出身の熱狂的な「ボストン・レッドソックス」ファンで知られる俳優マット・デイモンが、人気TV司会者と色違いの爆笑Tシャツに身を包み、スタジアムから声援を送っていた姿が「面白すぎる！」と話題になっている。また親友で同郷のベン・アフレックの姿も見られ、仲良く試合を観戦するマットとベンの姿にファンは安堵しているようだ。

【この記事の動画を見る】

ドラマチックな展開で大きな盛り上がりを見せた、今年のMLBワールドシリーズ。現地時間28日には「ボストン・レッドソックス」がシリーズ4勝1敗で「ロサンゼルス・ドジャース」をくだし、見事王者に輝いた。

世界最高峰の大舞台を肌で感じようと、スタジアムには連日野球ファンのセレブが足を運んでいたが、28日一際目立っていたのは、互いに色違いのTシャツを着た俳優マット・デイモンと人気TV司会者のジミー・キンメルであった。マットはハーバード大学がキャンパスを構える、ボストン近郊の街ケンブリッジの出身。自身もハーバード大学に通っていた過去がある、生粋のボストンっ子だ。一方のジミーはニューヨーク出身で、子供の頃からずっと「ニューヨーク・メッツ」のファンであることを公言してきた。

そんな2人はかれこれ10年以上、お互いをこき下ろし合うジョークがお約束となっており、マットがジミーのトーク番組に出演すると、2人はことあるごとにジョークを連発。互いの“犬猿の仲”ぶりをこれでもかと見せつけてきた。そして28日にはマットは赤、ジミーは青と色違いのTシャツを着てスタジアムに現れた2人。それぞれのTシャツには矢印が描かれており、並んで立つと互いを指しているように見えるデザインのこのTシャツ。そこにはなんと「このマヌケとつるんでます」と書かれている。

自虐とも呼べるこの爆笑Tシャツを着た2人は、スタジアムで仲良くこの日の試合を観戦していたが、のちにこの画像がSNS上で公開されると、

「アハハハ…このTシャツロゴは大正解！」

「超ウケるね！」

とたくさんのツイートが書き込まれた。

またこの日は、離婚が成立したばかりの元妻ジェニファー・ガーナーと前日第4戦を観戦したベン・アフレックが再びスタジアムに姿を現し、親友マットとともに地元チーム「ボストン・レッドソックス」を応援した。幼少期から家族ぐるみで交流してきた2人。以前マットは「ベンは僕にとってきょうだいみたいな存在」と述べており、8月にベンがアルコール依存症でリハビリ施設に入所した際には、関係者が『PEOPLE.com』に「マットはこれまでも、そしてこれからもずっとベンを支えていくでしょうね」と明かしていた。依存症克服のため現在も治療を続けているベン、元妻や旧友が変わらずサポートする姿には、ファンも胸をなで下ろしているようである。

なお恒例の優勝パレードは現地時間31日午前11時より、「ボストン・レッドソックス」の本拠地「フェンウェイ・パーク（Fenway Park）」からスタート予定とのこと。ファンの熱狂ぶりは球界随一と言われる「ボストン・レッドソックス」だけに、当日は5年ぶり9度目となる快挙に歓喜する多くの人が足を運ぶことが予想されている。



画像は『Jimmy Kimmel Live　2018年10月29日公開 YouTube「Jimmy Kimmel Sits with Stupid Matt Damon at World Series」』のサムネイル
（TechinsightJapan編集部　c.emma）