トップへ

滝沢秀明主演『孤高のメス』に仲村トオル、長塚京三、石丸幹二、山本美月ら

2018年10月30日 11:51  CINRA.NET

CINRA.NET

左上から時計回りに長塚京三、仲村トオル、石丸幹二、山本美月、工藤阿須加
2019年1月13日からWOWOWで放送される『連続ドラマW 孤高のメス』の追加キャストが発表された。

原作は淡路島の診療所で地域医療と向き合う現役の医師・大鐘稔彦の小説『孤高のメス』シリーズ。臓器移植がタブー視されていた1980年代後半を舞台に、外科医・当麻鉄彦による日本初の臓器移植手術が、権力絶対主義と古い慣習に塗り固められた医療体制によって阻まれようとするというあらすじだ。アメリカで研鑽を積んだ後、地方の民間病院・甦生記念病院に赴任する主人公の当麻鉄彦役に滝沢秀明がキャスティング。

今回出演が発表されたのは、仲村トオル、長塚京三、石丸幹二、工藤阿須加、山本美月。仲村は当麻の実力を認め、共に肝移植の未来を切り拓きたいと願う近江大学医学部外科の助教授・実川剛役、長塚は甦生記念病院がある湖水町の町長で主治医と患者という関係で当麻に全幅の信頼を置く大川松男役、石丸は甦生記念病院の院長で当麻の理解者でもある島田光治役、工藤は近江大から派遣されている外科医で、当麻から刺激を受け、次第に尊敬の念を募らせていく青木隆三役、山本は大川の娘で当麻に淡い恋心を抱くオペ看・大川翔子役をそれぞれ演じる。さらに宮川一朗太、キムラ緑子、利重剛、三浦誠己、近藤公園、六平直政、本田博太郎も出演。あわせて特報が公開された。

仲村トオルは「1989年が約30年前という現実に愕然としています。しかし、スマートフォンの無い時代は、人が悩み葛藤し躊躇する姿を撮るにはなかなか良い時代だなと思います」、長塚京三は「滝沢君との本格的な共演は、二十年ほど前に、親子もどきの役柄で御一緒して以来です。ついあの頃の気分に戻って、挨拶がわりにポンと肩をたたきそうになってしまいます。お互い照れ臭くもあるのですが、20年の時空を超えて、しみじみ今日の共演を楽しんでいます」とそれぞれコメント。

また石丸幹二は「『孤高のメス』――このタイトルの持つ意味を探っていただければと思います」、工藤阿須加は「『孤高のメス』の登場人物達は心底悪い人間がいません。人が誰しも持っている欲が素直に出ているだけ。それを全うしようとしている彼らを通して、命の大切さ、尊さ、人との繋がりをストレートに感じていただけたらと思います」、山本美月は「他の医療ドラマよりも、生死がリアルに描かれている作品だと思います。現代の医療ドラマとはまた違ったこの作品を沢山の方に観て頂ければ嬉しいです」と述べている。

■仲村トオルのコメント
・出演が決まって
1984年に父を亡くした時にいくつかの、その時代ならではの医療の事情、その為に存在する壁を強く強く感じました。
1989年の日本の医学界を舞台に描かれるこの『孤高のメス』は自分にとって全く他人事ではありません。
・実川剛役を演じて
1989年が約30年前という現実に愕然としています。しかし、スマートフォンの無い時代は、人が悩み葛藤し躊躇する姿を撮るにはなかなか良い時代だなと思います。
・視聴者へメッセージ
WOWOWは元がとれる、コストパフォーマンスが高いと思ってもらえるように頑張ります。

■長塚京三のコメント
・出演が決まって
医師ではなく、患者としてドラマに参加するのは初めてです。肝臓移植の最初のレシピエントの役ですが、「生きてほしい」という娘の気持ちを受けて、旧来の道徳観や死生観を捨てて、手術を受ける決心をします。結局この世には、生きたいという欲求ほど強いものはないのでしょうか。考えさせられます。
・大川松男役を演じて
滝沢君との本格的な共演は、二十年ほど前に、親子もどきの役柄で御一緒して以来です。ついあの頃の気分に戻って、挨拶がわりにポンと肩をたたきそうになってしまいます。お互い照れ臭くもあるのですが、20年の時空を超えて、しみじみ今日の共演を楽しんでいます。
・視聴者へメッセージ
何のためにでも、誰のためにでもなく、ただ「生きること」に素直な喜びを感じられたなら、そのひとは幸せ者なのでしょうか、人生の達人なのでしょうか。
この作品の、「ホームドラマ」の側面をアピールしたいと思います。ご期待ください。

■石丸幹二のコメント
・出演が決まって
社会に斬り込むWOWOW製作の意欲的なドラマに今年も出演できることを嬉しく思っております。
・島田光治役を演じて
全身全霊をかけて救命に当たろうとする気鋭の外科医に賛同しつつも、病院運営に腐心せねばならない立場である島田という役は、今の年齢ならではの挑戦しがいのある役です。セリフを繰り出しながら、「お前ならばどう思う?」と、自身の心に問いかける毎日です。
・視聴者へメッセージ
「孤高のメス」――このタイトルの持つ意味を探っていただければと思います。

■工藤阿須加のコメント
・出演が決まって
医療ドラマは初挑戦で、命と向き合う作品はいつも以上に緊張感が増します。そんな中で、青木という役を頂けて光栄だと同時に、身の引き締まる思いです。嬉しい気持ちと、青木を通じて、命、人の繋がり、を大切に演じていきたいです。
・青木隆三役を演じて
青木という役は、今回のドラマで1番成長しているのがわかる役だと思います。医療のしがらみの中、葛藤や新しい発見、素直な気持ちを感じれるので演じていて自分自身が会話をしているかの様な感覚です。
・視聴者へメッセージ
「孤高のメス」の登場人物達は心底悪い人間がいません。人が誰しも持っている欲が素直に出ているだけ。それを全うしようとしている彼らを通して、命の大切さ、尊さ、人との繋がりをストレートに感じていただけたらと思います。

■山本美月のコメント
・出演が決まって
はじめて連続ドラマでレギュラー出演をさせていただいた役がオペ看でした。
今回またオペ看の役に挑戦をさせて頂けることになったので、前回よりも成長していたいです。
・大川翔子役を演じて
仕事での自分、プライベートでの自分、誰もが持っている2面性をしっかりと描いていただいているので、看護師として、ひとりの女性としての大川翔子の成長を表現できたらと思って演じています。
・視聴者へメッセージ
他の医療ドラマよりも、生死がリアルに描かれている作品だと思います。
現代の医療ドラマとはまた違ったこの作品を沢山の方に観て頂ければ嬉しいです。