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「ギャル後光」「デコトラサンバイザー」……ハロウィンをパリピで楽しむためのガジェットをギャル電が紹介!

2018年10月30日 08:51  リアルサウンド

リアルサウンド

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 こんにちは、ギャル電のきょうこです。ギャルによるギャルのための電子工作を作るユニット、ギャル電をギャル歴10年のまおと2人でやっています。今回は、ハロウィンをよりパリピで楽しめる光り物を紹介します。


(参考:10月30日、Apple発表会開催ーー満を持しての新型Mac mini、iPad Pro発売か?


モバイルバッテリーで動くLEDテープモジュール
 まずは、超シンプルで初心者にも取り入れやすいアイテムから紹介します。このアイテムはLEDテープにコントローラーが組み込まれていて、USBケーブルでモバイルバッテリーに接続すればすぐに派手に光る便利なアイテムです。


 LEDテープの裏は両面テープで貼り付けできるようになっているので、バックや上着や靴等に貼り付けたら、秒でオリジナル光り物が完成します。むき出しのLEDの光はちょっとキツすぎる、という方には白いファー素材の生地のものの下にLEDテープを入れて拡散させて光らせるという方法もあります。


 コントローラーでLEDの色や点滅パターンを変更可能なので、どんなコーデとも相性抜群! LEDをニッパー等で好きな長さにカットして調節することもできます。モバイルバッテリーの収納位置を先に決めておくとLEDテープを貼る場所を考えやすいと思います。


 テンションが上がってくると小躍りしがちなタイプの方や動きが激しめの方は、USBケーブルとLEDテープのコントローラーの接続部分をビニールテープ等で補強して外れにくくすることをおすすめします。


LEDネームプレート
 次に紹介するのは、LEDネームプレートです。名札サイズの電光掲示板がバッジになって、LEDが流れる文字をリピートして表示してくれるもの。紹介したリンク以外でも、「LEDネームプレート」で検索するとLEDの色やサイズを販売しているサイトを簡単に見つけることができます。


 専用ソフトウェアをインストールしたPCとバッジをUSBケーブルで接続すれば、表示する文字や流れる速度、点灯パターンを複数設定することが可能です。(WindowsPCのみ対応)また、Bluetooth接続でスマートフォンのアプリから設定を変更できるものもあるようです。


 薄くて小型ですが、充電式の内蔵バッテリーでフル充電の状態でオールナイトのイベントでもスタートから終わりまでばっちり光ってくれます。小さくても暗い場所で光りながら流れる文字は注目度抜群。自分の名前以外にも座右の銘やスローガン、普段はそんなキャラでもないけどちょっと言ってみたいこと等を自分だけの電光掲示板でアピールできます。


 あまり話したことのない友達の友達とうっかり二人きりになった時のちょっときまずい沈黙の時に、話のきっかけとして活躍してくれることもあります。


光るカセットテープ
 ここまで紹介した光り物は、インターネットや秋葉原で購入可能な光り物でしたが、ここからはギャル電が作ったDIY光り物を紹介していきます。


 ギャルが電子工作をするときにいちばん重要視していること、それは「盛れてるかどうか」です。ギャル電は結成して2年ですが、活動のなかで「めちゃ光ってたらたいがい盛れる」という学びを得ました。


 光るカセットテープは名前そのままに、カセットテープにLEDテープをおさめて気軽に身に着けられるアクセサリーにしたもの。ケースの裏に9V電池とLEDテープを制御する小さなマイコンを貼り付けています。


 マイコンはArduinoというオープンソースハードウェアをもとにした親指くらいの小さなサイズの互換機、digisparkを使用しています。


 ArduinoやArduino互換機は、プログラミングや電子工作の初心者でも簡単に電子回路をつかった作品を作ることができるよう開発されたため、初心者むけの入門情報や作例情報が入手しやすいマイコンです。


 LEDの光り方は、PCにインストールされたArduinoIDE(開発環境)からマイコンにプログラムを書き込んで自分の好きなパターンや色を設定することが可能です。


 プログラムを書き込む、というのは敷居が高そうにみえますがLEDテープをバキバキに光らせるだけならば親切な先人の方々がインターネットでプログラムを共有してくれているのでほぼコピペでオッケーです。インターネットは神。


 この光るカセットテープは作り方のくわしい記事があるので、興味がある方はぜひ作ってみてください。基本の作り方を覚えたらあとはLEDテープの長さや貼り付け方を変えるだけで様々なものを自由に光らせることができるようになります。


https://dotstud.io/blog/gyaruden-kyoko-led-cassette/


デコトラサンバイザー
 デコトラのように電飾を盛ったサンバイザーです。デコトラやパチンコ台の電飾の独特な派手さやデザイン、かっこよくてとても好きなんだけどそんなアイテムはどこにも売っていなかったので作りました。サンバイザーは軽くて形がしっかりしているので、電飾を盛りつけるためのベースアイテムとして最適です。


 デコトラのようなボックス型のパーツはプラ板と透明アクリル板を接着して作っています。LEDと光を反射するキラキラした素材やパーツはとても相性がよく、貼り付けるだけで見た目を簡単にアップグレードできるのでおすすめです。後ろのゴムバンド部分にモバイルバッテリーをくくりつけて電源を取っています。


ギャル後光
 神々しいほどの盛りのためにDIYで後光を光らせる、盛り新世紀の到来を告げるデバイスです。海外の寺院で仏像の後光を電飾で表現するのにあこがれて作りました。


 3枚のプラ段ボールからできており、一番下に放射状に合計2.6メートルのLEDテープが貼られています。真ん中は光の拡散、一番上はスリットから後光に見える光を通す仕組みになっています。


 ギャル後光の大きさは直径80センチ。人込みの中で動き回るには大きすぎるため落ち着いた場所に設置する必要があります。パーティの中心からすこし外れた場所に落ち着いていたとしても、後光を背負える野生のインスタ映えスポットとしてパリピが集まってくるため気づけば自分のいる場所が常にパーティの最前線になるという攻めの光り物です。


 大物ですが、2口電源が取れるタイプのモバイルバッテリーで動くので晴れていれば屋外でも存分に後光を楽しめます。


 以上、ハロウィンをよりパリピで楽しむためのギャル電流光り物を5点紹介しました。


 気軽に試してみたいものから、ちょっとパーティに対するバイブス上げていかないとハードル高めのものまでバリエーションはあったけどめちゃ光ると盛れるってことだけは確かなので、みんなもぜひぜひハロウィンで光ってみてね!!!!!


■ギャル電
今のギャルは電子工作する時代!2016年9月に結成されたギャルによるギャルのためのテクノロジーを提案している電子工作ユニット。メンバーはJDギャルまお、元ポールダンサーきょうこの二人。電子工作の面白さを広めるためワークショップやイベントでのプレゼン、クラブでパリピに電子工作でモテに行く等の活動している。ドンキでアルドゥイーノが買える未来を夢見ている。Instagram Storiesメディア「lute(@lutemedia)」にて『ギャル電できるかな』シリーズを連載中!


(ギャル電)