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フェラーリF1代表とテクニカルディレクターの確執にライバルチームも関心

2018年10月30日 08:21  AUTOSPORT web

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テクニカルディレクターと確執が囁かれる、フェラーリF1チーム代表のマウリツィオ・アリバベーネ
イタリアメディアの噂によると、マラネロでは、フェラーリF1チーム代表のマウリツィオ・アリバベーネと、テクニカルディレクターのマッティア・ビノットとの権力争いが勃発しているという。

 もちろん、イタリアのプレスがフェラーリについて伝えるときは、通常は事実内容を取り上げ、誇張とともにストーリーを作り上げ、その内容を5倍にして報道するのがいつものことだ。

 とにかく、夏の後にフェラーリのタイトル獲得の可能性がほぼ消滅して以来、チームの重鎮たちの不和の噂がF1パドック内で囁かれるのは、今年初めてのことではない。

 アリバベーネとビノットの不和の原因は(もしあればだが)、最近のチーム・パフォーマンスにまさに関わるものであることは想像に難くない。批判と叱責が対立するふたりの間で噴出していると見られている。

 イタリアの報道によると、最終的な結果は混乱している上層部に委ねられており、ビノットはフェラーリCEOのルイ・カミッレーリに次のような最後通告を発したという。「彼(アリバベーネ)を取るか、私を取るかだ!」

 フェラーリに近い筋によると、この争いはメルセデスとルノーの注意を引いているという。ビノットがマラネロを去ることになれば、両チームともそれぞれの技術部門に喜んで彼を迎えるだろうからだ。