2018年F1メキシコGP決勝で、マクラーレンのフェルナンド・アロンソはマシンの問題により3周でリタイアしなければならなくなった。
スタート直後、アロンソの前を走るエステバン・オコンとカルロス・サインツJr.が接触、オコンのフロントウイングのパーツが飛び、それがアロンソ車のサイドポッドに引っ掛かった。
その後、水圧の低下が見られたため、チームはアロンソにマシンをとめるよう指示した。
チームは「リタイア原因は漏れによる水圧低下だ。それがデブリを踏んだことにより引き起こされた可能性があり、詳細をこれから調査する。いずれにしても、大きなデブリがマシンに刺さっていたため、レースを続行するのは難しかった」と説明している。
■マクラーレンF1チーム
フェルナンド・アロンソ 決勝リタイア
マシンの不調は特に感じなかったけれど、オコンのマシンから飛んだデブリが僕のマシンに当たり、その場所がよくなかったようだ。百万にひとつの、めったに起きない出来事だ。
レースで走りたかったから悲しい。それでも、数時間たてば、いい思い出しか残っていないと思う。メキシコの大勢のファンから応援してもらえて、とても感動的な時間を過ごしたからね。
今日はついてなかった。でも自分のミスでこうなったわけじゃないから、そのうち忘れられる。自分がミスをした場合は、乗り越えるのに時間がかかるけどね。こういうアクシデントは時には起こるものだ。残り2戦には運に恵まれて、チェッカーフラッグを受けられるといいね。期待していよう。