2018年F1メキシコGP決勝で、レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは今シーズン2勝目を挙げた。
■アストンマーチン・レッドブル・レーシング
マックス・フェルスタッペン 決勝=1位
昨日は(ポールポジションを獲れなかったため)すごく悔しい思いをして、本当にがっかりしていた。でも今日はハッピーだよ。日曜にハッピーなのが一番いいことだ。
昨日の夜はあまり眠れなかった。でも決勝がスタートした瞬間に気分が変わった。トップに立って、その位置をキープし、自分自身のレースに集中することができた。ルイス(・ハミルトン)はグリップに苦労していたようだった。リードを保つために、彼と同じぐらいのラップタイムで走るよう心がけた。
今回も戦略はうまくいったね。スーパーソフトをあと1セット持っていたから、終盤に新品に換えることが可能だった。その上で、タイヤの摩耗を管理して走った。セブ(セバスチャン・ベッテル)がピットに入った時、僕らも同じことをして、ギャップも維持できた。
ダニエル(・リカルド)がコース脇にマシンをとめるのを見て、エンジンの出力を落とした方がいいかどうか、チームに尋ねた。後方にギャップがあったから、それだけの余裕があったし、確実にチェッカーフラッグを受けたかった。1-2でなかったとしても、2台揃って表彰台に上れるだろうと思っていたから、すごく残念だ。
今年の表彰台も去年と同じく最高だった。DJが来てくれて、大勢のファンがスタンドから降りてきて、素晴らしい雰囲気だったよ。2年連続メキシコで優勝できたというのがまたうれしいね。情熱的なファンが大勢いるから、またここに戻って来たいと思うんだ。
5回目のタイトルを獲得したルイスにおめでとうと言いたい。一年を通して一番安定して強さを発揮していたのは彼だった。チャンピオンにふさわしいよ。特別な気分なんだろうね。近いうちに彼とタイトル争いができるといいな。