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職場の休憩時間がつらい 弁当を開けば「いつでもお嫁さんに行けるね」と独身いじり、黙っていれば「暗いやつ」

2018年10月28日 12:21  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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「職場の人」は、基本的に「お友だち」ではありません。世代の違いや上下関係もあり、仕事の話は普通にできても、休憩時間まで仲良くおしゃべりとはいかないことも。それどころか、「職場の休憩時間が苦手」という人は非常に多いようです。

先日の「ガールズちゃんねる」に、「職場の休憩時間が苦手な人~!」というトピックを立てた人もその一人です。みんな一緒に会議テーブルを囲んで昼食を食べる職場で、「特に話す事もないし静まり返ってる時もあり、スマホもいじりづらい雰囲気で時間が過ぎるのをひたすら待ってます」といいます。

転職して1か月というトピ主ですが、「お昼が嫌過ぎて辞めたいくらい」とのこと。「皆さんの職場はどんな感じですか?」と問いかけると、「わかります!」と共感の声が相次ぎました。(文:篠原みつき)

「狭い会議室・休憩室でみんなで食べる」という地獄


一緒に働いていれば共通の雑談くらいありそうなものですが、トピ主の職場は雰囲気が冷え冷えしていて辛そうです。これに対して、「無理。ボッチご飯が最高。私は車に行く」「それなら自席で食べたいよね」など同情や共感コメントが多数寄せられました。

多かったのは、会議室や休憩室という狭い空間に集まらなくてはならない「逃げ場のない辛さ」です。

「会議室でみんなでーって感じでめっちゃ苦痛だった」
「四畳半くらいの部屋でミニテーブルに座って4人で食べる。テレビない。つらい」
「人の文句悪口ばっかり言ってる事務員不快すぎる。狭いから嫌でも聞こえて来るし」

なぜか"女同士で固まらないとダメ"という暗黙のルールに縛られることも多いようです。聞きたくもない他人の子ども自慢にうんざりする、お弁当を開けば「自分で作ったの?いつでもお嫁さんに行けるね」などと独身であることをいじられる、、黙っていれば「暗いやつ」などと小馬鹿にされるという訴えも。

「昼休みおばさんと食べないといけなくて、本当に苦痛です。毎日毎日、古臭い話を聞かされ、愚痴を聞かされ、食べ方も汚いし…本当嫌になります…」との悲痛な叫びは本当にお気の毒です。同僚でも年上なら気を使わなくてはならず、「せっかくの休憩なのに休んだ気がしない」という嘆きの多いこと多いこと。

「職場でのお昼なんてどうせ食べた気しない。休憩いらないから1時間早く帰りたい」という声に、妙に納得してしまいます。

「皆で食べるのが苦痛で辞めました」という人も 「入社するときに確認する」のも手?

辛い時間をしのぐため、多くの人がスマホや、自動車通勤の人は「車」に退避しています。ただこれも、スマホで音楽を聴いていれば「みんなでコミュニケーションとらなきゃ!」とやめさせる女上司がいたり、トピ主と同じく「スマホいじるのも微妙」という空気の職場もよくあるようです。

「田舎の会社って外食しようにも店もない」
「車で食べたいが、冬は雪がすごいし、夏は暑いから無理。涙目」

という声に、またしても逃げ場のない辛さを感じます。

こうした苦境を自ら変える人もいて、「皆で食べるのが苦痛で辞めました」「同じく一ヶ月で辞めました」と転職を明かす人たちもいました。

「休憩くらいで」という見方もあるでしょうが、「休憩一日一時間だとすると、月に20時間くらいある」という声もあったように、人生の大事な時間をストレスを溜めてまで耐えるべきか、考える必要はあるでしょう。中には、「私は入社するときにある程度確認する」、「お昼はどうしてるかを面接の時に探る」など、就職時のチェックポイントとして挙げる人も。

こうした意見の数々に、「一人で食べ始めた頃はなんとなく惨めな感じがしたけど、誰に気を遣うことなくネット見て過ごせるってもしかして幸せなことなのかな?」と書く人もいました。確かにそうかもしれません。人にはそれぞれ事情や考え方があり、場面によってどんな人と付き合うのも、1人でいるのも自由なはず。職場の誰もがお互いに、1人で居ることに問題を感じないようなら楽なのですが。