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WTCR「アルファだけが勝てていなかったので嬉しい」鈴鹿戦レース1優勝のチェコンが喜び

2018年10月27日 17:22  AUTOSPORT web

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WTCR鈴鹿のレース1を制し、アルファロメオにシリーズ初優勝をもたらしたケビン・チェコン
10月27日、WTCR世界ツーリングカーカップの日本ラウンド『JVCケンウッド・レース・オブ・ジャパン』の決勝レース1が行われた。優勝を飾ったケビン・チェコン(アルファロメオ・ジュリエッタTCR)、2位のオーレリアン・コンテ(プジョー308 TCR)、3位イバン・ミューラー(ヒュンダイi30N TCR)、そして主催者のはからいでひさびさのレース復帰を果たし15位でフィニッシュしたティアゴ・モンテイロ(ホンダ・シビック・タイプR・TCR)がレース後、記者会見でレースを振り返った。

優勝:ケビン・チェコン
(チーム・ミュルサンヌ/アルファロメオ・ジュリエッタTCR)
「アルファロメオだけがまだWTCRで優勝していなかったので、本当に嬉しいよ。チームが今まで頑張っていたことが実を結んだと思う。チームとは『今度こそ勝とう』と言ってきただけに、勝利が実現できたのは良かったね。このコースはオーバーテイクが難しいし、レース前は勝てるとは思っていなくて、2位で十分だと思っていたんだ。でも130Rでオーバーテイクのチャンスが生まれ、抜くことができた。最終コーナーで、チームから無線が入ってから初めて勝利を実感することができたよ」

「鈴鹿は初めてだけど、素晴らしいサーキットだ。オールドスタイルのコースは大好きだし、コース長も長い。速いコーナーも多いし、ひとつでもリズムを崩してしまうとうまく走れない難しいコースだと思う。体験できて良かった。それに日本のファンは最高だね!」

2位:オーレリアン・コンテ
(DGスポーツ・コンペティション/プジョー308 TCR)
「今回2位に入ったことは嬉しいし、悪くない結果だけど、ポールポジションからのスタートだったので2位は悔しいね。抜かれたときはコーナーの立ち上がりで、そのときにもう抜かれてしまうと思っていたよ。でも仕方がないね。鈴鹿は初めて走るけど、とてもテクニカルだ。でもすごく気に入ったよ」

3位:イバン・ミューラー
(イバン・ミューラー・レーシング/ヒュンダイi30N TCR)
「今回の結果でガブリエル(タルキーニ)とポイントで並ぶことができたけれど、まだ今週末は2レース残っているからね。明日がもっと大変になると思うんだ。今回予選がうまくいかなくてペースを掴めていないから、まだ明日に向けて考え直すことがありそうだ。それに今回もあるし、最終ラウンドのマカオは“あのマカオ”だからね」

15位:ティアゴ・モンテイロ
(ブーツェン・ジニオン・レーシング/ホンダ・シビック・タイプR・TCR)
「415日ぶりのレースを戦うことができて本当に嬉しいよ。今のところエキサイティングなレースウイークになっているからね。フリープラクティスから夢のような感覚ではあったけれど、レースは普通に走ることができた。415日ぶりとは思えなかったね」