シャネル(CHANEL)傘下のニットブランド「バリー(BARRIE)」が、新アーティスティックディレクターにシャネルスタジオに所属しているオーギュスタン・ドルマイヨ(Augustin Dol-Maillot)を起用した。
オーギュスタン・ドルマイヨは1989年生まれ。LISAAの美術学校を卒業後、シャネルスタジオにアシスタントとして入社し、現在スポーツウェア アクセサリー部門に所属している。バリーで初めて手掛けた2019年春夏コレクションでは、ロゴやアサミのステッチ、多様なカラーパレットといったブランドの特徴を強調し、コットンやシルクなどとミックスして仕上げたカシミヤ素材のアイテムを発表した。
バリーはスコットランドで1903年に設立。高級カシミヤの製作に特化し、数十年にわたって様々なメゾンのカシミヤニットを手掛けてきた。2012年にはシャネルによって買収され、2014年に同社の名を冠したブランドを立ち上げた。