2018年F1メキシコGPの金曜、レッドブル・トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーはフリー走行1=9番手/2=6番手だった。
ハートレーはFP1では29周を走り、1分19秒024で9番手、FP2では35周を走るなかで1分18秒061を記録し、6番手となった。
前戦アメリカでピエール・ガスリーが試したアップグレード版空力パッケージを、今回はハートレーが搭載してテストを行っている。
FP1スタート時点から、ハートレー車のパワーユニット(PU/エンジン)はロシアまで使用した前仕様が採用されている。メキシコは特殊な環境であり、最新スペックよりも多くのデータがあるスペック2を使用する方がパワーユニットのセットアップをスムーズに進められるとの判断であると、ホンダは説明している。
■レッドブル・トロロッソ・ホンダ
ブレンドン・ハートレー フリー走行1=9番手/2=6番手
とてもポジティブな初日だった。両セッションでトップ10に入り、しかも午後は6番手だったんだ。すごい結果だよね!
このサーキットを走るのを楽しみにしていた。ここでは何度かレースをしたことがあり、F1で走る週末はこれが2回目だ。
新しいエアロキットで大量のテスト作業を行った。このパッケージは僕のドライビングスタイルに合っていると思う。マシンを僕が望む状態にどんどん近づけていくことができた。このところとてもいいレースができていて、戦える状態になっているのがとてもうれしい。今週末も今のところすごくいい感触を持っている。
最近いい週末を過ごしてきたが、ポイントにつなげられないことが多々あった。それでも僕はどんどん力をつけてきていると思う。今週末もこの調子を維持していきたい。
新しいエアロパッケージについて言うと、シミュレーションではこれによって大幅に速くなるという感じではなかった。でもコーナーでのバランスという面では、まさに僕が求めている挙動が見られた。ピエールと僕はドライビングスタイルが全く違う。彼はオースティンで(新エアロパッケージを)試した時、気に入らなかったようだった。でも今日、僕はいい感触を持った。だから土日もこのパッケージで走りたいと思っている。