長島哲太(イデミツ・ホンダ・チーム・アジア) 長島がフィリップアイランドで初日21番手
パウィは26番手
Rd.17 オーストラリアGP/フィリップアイランド・サーキット
2018年10月26日(金)
コンディション:ドライ
気温:16℃ 路面:32℃
第17戦オーストラリアGPが、メルボルン郊外のフィリップアイランド・サーキットで始まりました。レースウイーク初日の金曜日は、午前と午後に各40分間のフリープラクティスを行い、IDEMITSU Honda Team Asiaの長島哲太が1分35秒039で総合順位21番手を記録しました。チームメートのカイルール・イダム・パウィは初日26番手。ベストラップタイムは1分35秒283でした。
長島はFP1から安定したリズムで走り出し、15番手タイムを記録。パウィはこのセッションで24番手とまずまずのタイムでした。
午後のFP2で、長島は11コーナーで風に煽られた影響で転倒を喫してしまいました。再スタートはなりませんでしたが、幸いライダーは負傷しておらず、明日の走行に向けて闘志を燃やしています。パウィは、セッション中盤に転倒に巻き込まれる格好になりました。マシンの修復後に走行を再開したパウィは、明日のセッションでジャンプアップを狙います。
明日の土曜日は、現地時間午前10時55分(日本時間午前8時55分)にFP3がスタート。午後2時30分からは、決勝レースのグリッド順を決める45分間の予選が行われます。
長島哲太 (21番手 / 1'35.039 / +1.338)
「FP2では11コーナーの立ち上がりで、風でゼブラの外に押し出されてしまい、芝生にフロントをすくわれて転倒してしまいました。大きな転倒だったのでマシンの修復が間に合わず、その後は走れませんでしたが、FP1では去年よりも0.5秒速いタイムだったので、悪くない走り出しでした。明日は、さらに攻めの走りでがんばります」
カイルール・イダム・パウィ (26番手 / 1'35.283 / +1.582)
「FP2の最初はいい感じで走り出せたのですが、他車と接触して転倒してしまいました。マシン修復後にコースへ復帰したときは、少し頭が痛くて集中するのに苦労しました。でも、今はもう大丈夫です。明日はこの状況を好転させてみせます」
青山博一 チーム監督
「長島はFP1でいい感触をつかみ、午後に少しセットアップを変えてさらにいい方向に進めていく予定でしたが、タイムを出す前に転倒してしまい、そのセットアップの確認をできずに終わってしまいました。パウィは、午後にセットアップを変えてフィーリングがよくなりましたが、残念ながらほかの選手との接触により転倒してしまいました。2人ともタイヤ選択に関してはすでにある程度の方向性をつかんでいるので、明日の走行では決勝を見据えてさらにセットアップを進めていきます」