ラリーやラリークロスなどで活躍するケン・ブロックは2018年12月に公開する動画動画『ケン・ブロック・ジムカーナ』の最新作『GYMKHANA TEN』で使用した1977年型フォードF-150ベースの『Hoonitruck』を公開した。
ケン・ブロック・ジムカーナシリーズは、ブロックによる"神業”ともいえる圧倒的なドライビングテクニックと、そのド派手な演出で全世界でも圧倒的な再生回数を誇る動画。その迫力あるアクションを一度は見たことがある方も多いはず。
その最新作にあたるジムカーナ10は12月7日にアマゾンプライムビデオで先行公開され、12月17日にはブロックが率いるフーニガンの公式YouTubeチャンネルで全世界に公開される予定だ。
そんなシリーズ最新作でブロックの愛機を務めるのが、今回発表されたフーニトラック。ブロックの父も乗っていたというピックアップトラック、フォードF-150がベース車となっている。
心臓部にはWEC世界耐久選手権やル・マン24時間耐久レースを戦っているフォードGTと同じく、3.5リッターのV型6気筒エコブーストエンジンが搭載されている。最高出力は914馬力。
駆動方式については4輪駆動に改造されているほか、シャシーやボディーワークなどもカスタムメイド。ただしボディーについては現行の市販F-150と同じミリタリーグレードのアルミニウムが使用されているという。
「このプロジェクトには2年近い時間を費やしてきた」とブロック。
「完成した姿には満足しているし、僕がこれまで見てきたなかでもっともユニークで、もっとも“ワル”に仕上がったよ」
「この巨大なマシンでジムカーナに挑むのはクレイジーだったけど、カメラ越しに見るとかなりワイルドな印象を受けるはずだ。それが僕たちの狙いなんだけどね」
「完成した映像を早く観てもらいたい。ひと目で虜になること間違いなしだ!」