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2018年F1シーズン序盤はミスの多さを批判されたフェルスタッペン、「うんざりしていた」と当時を振り返る

2018年10月26日 11:01  AUTOSPORT web

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シーズン後半はリカルドを上回る成果を出しているフェルスタッペン
マックス・フェルスタッペンは、2018年F1シーズン序盤に犯した一連のミスや誤った判断により批判にさらされていた。しかしながら彼は、今季の自身のドライビングスタイルに疑問を持つことはないと述べている。

 フェルスタッペンは今シーズン序盤、多くのトラブルに見舞われていた。夏前はインシデントや不運が重なったため、ドライビングだけではなく自制心とミスから学ぶ能力についても疑問が投げかけられる状態にあった。

 しかし21歳のフェルスタッペンは、ひたすらプレッシャーに耐えてしっかりした走行を見せ、カナダGPではついに表彰台フィニッシュを達成し、オーストリアGPでは優勝を果たしている。また、それ以後はチームメイトのダニエル・リカルドを一貫して上回ってきた。

 それでも彼は、シーズン序盤の批判は不当なものだったと今でも考えている。

「批判のほとんどはひどく不公平なものだった。当然ながら、ある時期にはうんざりしていたよ」とフェルスタッペンは語った。

「自分に何ができるかは分かっている。当時はそのことが結果に出なかったけれど、家で懸命に取り組んで、結果が出るようにした。そして、そのことがカナダで実を結んだ」

「一連の悪い結果から距離を置く必要があったのだと思う。週末の準備の仕方は何も変えていない。なぜなら僕は、状況が好転するだろうと自分自信を信じ続けていたからだ」

 困難な時期に厳しい視線にさらされていたフェルスタッペンは、ここのところミスの続くセバスチャン・ベッテルには、アプローチを変えるべきだとの声がまったく上がっていないことを指摘した。

「4度の世界チャンピオンですら、あのようなミスを犯すことがあるんだ」とフェルスタッペン。

「人々は僕にドライビングスタイルを変えなければならないと言ったが、正直なところ、僕にしたらそれはまったくばかげた批判だ」

「彼らはセバスチャンにドライビングスタイルを変えるようにとは言わない。そんな見出しの記事など見たことがない」

「限界で走行し、ときには限界を乗り越えてベストな結果を引き出そうとしているんだ。あれほど高速で走行しているのだから、ミスは簡単に起きるよ」