ハースF1チームは、2019年に向けて、リッチ・エナジー社とタイトルスポンサー契約を結ぶことで合意したことを発表した。リッチ・エナジーはイギリスのエナジードリンクメーカー。
25日、ハースはリッチ・エナジーと2019年から複数年にわたるタイトルパートナー契約を結ぶことを明らかにした。これにより、ハースの名称は「リッチ・エナジー・ハースF1チーム」に変更され、マシンは来年からリッチ・エナジーのカラーに変更される。
「我々は確立されたブランドが集まる環境に新しい要素を持ち込みたいと考えている」とリッチ・エナジーのウイリアムズ・ストーリーCEOは語る。
「今回の提携により、リッチ・エナジーを消費者に宣伝するためのコンセプトを示し、さらなる発展を目指していく。F1自体、高品質な商品だ。我々はハースF1チームとのパートナーシップにより、グローバルマーケティングの活動を推し進めるための重要な財産を得ることができる」
ハースのチーム代表ギュンター・シュタイナーは「リッチ・エナジーというタイトルスポンサーを得たことは、ハースF1チームの歴史のなかの大きな出来事だ」とコメントした。
「現在、パフォーマンス向上のための努力がコース上で結果を出しつつある。リッチ・エナジーにプラットフォームを提供することがポジティブな効果につながるものと確信している」
ハースF1チームは2016年からF1に参戦するアメリカ国籍のチーム。初年度から好結果を出し、わずか3年目の今年は残り3戦の時点でランキング5位につけている。ハースがタイトルスポンサーを得たのはこれが初めてとなる。
リッチ・エナジーはフォース・インディアのチーム売却の際にオーナー候補に名乗りを上げていたことでも知られる。