阪本順治監督の映画『半世界』の予告編が公開された。
2019年2月に公開される同作は、地方都市で炭焼き職人として生計を立てる男・紘が、田舎に帰ってきたかつての同級生・瑛介との再会や、もう1人の同級生・光彦の言葉をきっかけに仕事や家族と向き合っていくというあらすじ。仕事を理由に家庭を妻に任せ、反抗期の息子にも無関心だったことに気づく主人公の紘役を稲垣吾郎、元自衛官の瑛介役を長谷川博己、光彦役を渋川清彦、紘の妻・初乃役を池脇千鶴が演じる。
予告編では、紘がチェーンソーで木を切ったり、炭を焼いたりする様子や、紘、瑛介、光彦の3人が再会するシーン、「描いた人生になってる?」というテロップ、紘を初乃が押し倒す場面などが確認できる。同作は本日10月25日に開幕した『第31回東京国際映画祭』コンペティション部門に出品されている。