2018年ル・マン24時間レースの総合優勝をワン・ツー・フィニッシュで飾ったTOYOTA GAZOO Racing(TGR)の中嶋一貴と小林可夢偉が、WRC世界ラリー選手権に参戦しているトヨタ・ヤリスWRCをドライブ。そのイレギュラー体験の様子やふたりがヤリスの印象を語った動画がYouTubeのTGR公式チャンネルで公開されている。
トミ・マキネン代表が率いるTGR WRTの本拠、フィンランドで行われたこの試みは『WRC×WEC ~カテゴリーを超えるTGRスピリット~』と題した世界選手権ドライバーの交流企画だ。
7月26~29日に開催されたWRC第8戦ラリー・フィンランドでトヨタのWRCチームを表敬訪問した一貴と可夢偉はWRCイベント後、2017年から世界選手権の場に投入されているヤリスWRCをドライブする機会に恵まれた。
フォーミュラ出身のふたりにとってラリーカーをグラベル(未舗装路)走らせるのは初めてのこと。そのため、まずはエサペッカ・ラッピやオット・タナクらWRCドライバーの走りをコドライバーシートで体験。その後、“ラッピ先生”と“タナク先生”にアドバイスを受けながら、普段乗るレーシングカーとは勝手の異なるマシンを実際にドライブした。
動画ではそんな一貴と可夢偉が試走後に受けたインタビューの模様を視聴することができる。WECに加えて国内シリーズでも活躍するトヨタのトップドライバーの口から飛び出す最新WRCカーの印象はどんなものなのか、動画でチェックしてみよう。