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【動画】ケン・ブロック、WRC第12戦スペインでドライブするフィエスタWRCを事前テスト

2018年10月25日 16:51  AUTOSPORT web

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ケン・ブロックはスペインで事前テストを行った
10月25~28日に開催されるWRC世界ラリー選手権第12戦スペインにスポット参戦するケン・ブロックが、スペイン・バルセロナで2日間の事前テストを実施。その様子をYouTubeで公開している。

 ドリフト動画『Gymkhana』シリーズでお馴染みのブロックは、およそ4年ぶりにWRCへ復帰。Mスポーツ・フォードの最新マシンであるフィエスタWRCを使い、フーニガン・レーシングからラリー・スペインに参戦する。

 ブロックはフィエスタWRCのドライビングフィールを確認するために、バルセロナで事前テストを実施。グラベル(未舗装路)とターマック(舗装路)のミックスイベントとして行われるラリー・スペインにあわせ、両路面コンディションで1日ずつテストを行った。

 ブロックは自身のホームページ上で「WRCの舞台に戻ることができてハッピーだ」とのコメントを掲載している。

「最後にWRCへ参戦したから4年も経っている。このインターバルは長いように思われるかもしれないけど、この間、僕はラリークロスに集中してきたんだ」

「(コドライバーの)アレック(ジェルソミーノ)とともに2日間の充実したテストをこなすことができた。僕たちがコンビを組んでから、このフィエスタWRCをドライブしたのは、このテストが初めてだったんだ」

「本当に速いマシンだし、ドライブしていて感銘を受けるよ。僕がこう表現するときは、習熟が足りなくてマシンのポテンシャルを引き出せていないときだけどね」

 ラリー本戦への展望を聞かれたブロックは「ラリーについてはかなり現実的な視点で取り組むつもりだけど、期待もしているんだ」と明かす。

「目標はラリーに参加して、できるだけ速く走りながら無事に走り切ること。その上でいい時間が過ごせたらいいね」

「トップチームのドライバーは、この新型WRカーでほぼ2シーズンを戦っていて、エアロの使い方も含めてマシンからしっかりとパフォーマンスを引き出せる」

「ただ僕は高速コーナーで全幅の信頼を置けるほどマシンを手懐けていないし、信頼もできていない。それでも構わないけどね! 最高のマシンで最強のドライバーたちと最高だと思っているラリーを戦う機会を得られたのだから」