トップへ

メーガン妃、フィジーでの市場訪問を「セキュリティ対策のため」やむなく中断

2018年10月25日 16:02  Techinsight Japan

Techinsight Japan

フィジーを訪問中のメーガン妃(画像は『The Royal Family 2018年10月24日付Instagram「The Duke and Duchess of Sussex continued their tour in Fiji today.」』のスクリーンショット)
ロイヤルツアーで現在はフィジー共和国を訪れているヘンリー王子とメーガン妃。サウスパシフィック大学での公務を終えた2人はこの日、後半のスケジュールは別々に組まれていた。メーガン妃は市場を訪問したのだが、セキュリティの不備により滞在を早々に切り上げなければならない事態になっていたことが明らかになった。

メーガン妃が現地時間24日、単独でサバ市内のローカル市場を訪れた。今回の訪問は、ジェンダー平等や女性のエンパワーメントを支援する国連機関「UN Women」(国連ウィメン)の「Markets for Change」プロジェクトに参加している女性出店者たちの話を聞くのが目的であったが、メーガン妃を一目見ようとフィジー、英、米3か国の国旗をかざしながら何時間も妃の登場を待つ人々で溢れ返っていた。

メーガン妃は市場に15~20分ほど滞在し、人々に話を聞く予定だった。しかしあまりにも人々が集まってしまったため、ほんの数人と短い会話を交わしたのみで市場を後にすることとなってしまったようだ。実際の滞在時間はわずか6分程度、当初の予定を大幅に切り上げる結果となった。

そのもようを見ていた地元民の1人は、英『Mirror』に対し、

「メーガン妃はどこか上の空といった感じでした。いつもの妃とは明らかに様子が違いましたね」

「パイナップルを販売していた方と会話をしていましたが、話し始めてから1分ほど経ったところで、急に会話が途切れたのです。そしてセキュリティを呼び話をした直後に、メーガン妃はマーケットを後にしています」

と明かしている。

よりよい眺めを求めて屋根に登る人もいたというエピソードもあがっているが、実際は地元民たちが声をそろえて合唱する様子も見られ、市場周辺は終始歓迎ムードだったもよう。しかしのちにケンジントン宮殿広報が発表した声明では、妃が予定よりも早く公務を切り上げた理由について「セキュリティ対策のため」としている。

この日は30度近い気温と高い湿度、そこに大勢の人々の熱気も加わり、市場は大変な暑さだったと伝えられている。連日のハードスケジュールによる疲労や妊娠による体調の変化も、メーガン妃がこの日公務を早々と切り上げねばならなかった一因であったことは否めないだろう。

25日にトンガ王国へと出発するヘンリー王子とメーガン妃夫妻は、翌26日夜に再び豪シドニーへと戻り「インヴィクタス・ゲーム」の閉会式に出席する。その後は最終目的地となるニュージーランドに4日間滞在した後、英国に帰国する予定だという。

画像は『The Royal Family 2018年10月24日付Instagram「The Duke and Duchess of Sussex continued their tour in Fiji today.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)