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「H&M×モスキーノ」ニューヨークで初披露、AMIAYAや西島隆弘ら来場

2018年10月25日 13:22  Fashionsnap.com

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AMIAYAとジェレミー・スコット Image by: Kouichi Nakazawa (ZENI.LLC)
「H&M」が10月24日、コラボレーションコレクション「MOSCHINO [tv] H&M」のグローバルローンチイベントをニューヨークのPier36で開催した。モスキーノロゴやディズニー、MTV、シークインなど、モスキーノや同ブランドのクリエイティブディレクター ジェレミー・スコット(Jeremy Scott)を象徴するモチーフが惜しみなくあしらわれたコレクションが初披露された。

 Pier36の会場は、タイムズスクエアを再現したセットやテレビのカラーバーを連想させる内装。イベントの目玉となったショーは、ファーストルックを務めたジジ・ハディッド(Gigi Hadid)によって幕開け。ゴールド&ブラックをメインカラーに、リュクスなストリートウェアに仕上げられた煌びやかなコラボアイテムに身を包んだモデルたちがランウェイを歩いた。ジジ、ベラ、アンワーらハディッド3姉弟をはじめ、ステラ・マックスウェル(Stella Maxwell)、ウィニー・ハーロウ(Winnie Harlow)、キャンディス・スワンポール(Candice Swanepoel)、パク・スジュ(Soo Joo Park)、そしてラストルックを飾ったナオミ・キャンベル(Naomi Campbell)などジェレミー・スコットと親交の深いスーパーモデルがランウェイに多く登場し来場客の注目を集めた。
 ランウェイショー後は、DJのディプロ(Diplo)によるパフォーマンスがスタート。ゲストにはマーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)やTFBOYSのワン・ユエン、Nissyこと西島隆弘、TAO、今回のコレクションのルックブックにも起用されているAMIAYAらが名を連ね、音楽やドリンク、一般発売に先駆けプレショッピングを楽しんだ。
 ジェレミー・スコットは今回のコラボレーションについて「モスキーノを薄めたようなコレクションにはしたくなかった」とし、自身の持つビジョンを忠実に反映させることに集中。より幅広い層に受け入れられるクリエイションなどは意識せず、ロゴやシークインなどジェレミー自身が好きなものを詰め込んだコレクションに仕上げた。アイテムラインナップ発表時から注目を集めたコンドームモチーフは「若者たちに安全なセックスはクールなものなんだというメッセージを伝えたい」(ジェレミー)ことから、Tシャツやバッグ、イヤリングなど多くのアイテムに取り入れられた。H&Mのコラボコレクションは毎年発売後に即完売するアイテムも多いが、今年の完売アイテムについては「ディズニーのキャラクターをデザインしたアイテムが一番最初に売り切れるのでは」と予想。「今回のコラボアイテムを着ている人をSNSや街で見かけるのが今からすごく楽しみ。ハッピーなアイテムも多いので着ている人が笑顔になったり、また着ている人を見た人が思わず笑顔になってくれたら」とコメントした。「MOSCHINO [tv] H&M」は国内では一部のH&M店舗で11月8日に発売される。
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