アイ・ウェイウェイの監督作『ヒューマン・フロー 大地漂流』のクラウドファンディングプロジェクトが、本日10月25日から「MotionGallery」でスタートしている。
2019年1月12日から公開される同作は、現代美術家アイ・ウェイウェイが監督を務めた最新ドキュメンタリー映画。難民危機の現状を追った作品となり、アイ・ウェイウェイが自らギリシャのレスボス島を中心に23か国を超える40か所の難民キャンプを訪れ、様々な理由で増加し続ける難民たちを数年にわたって取材した。
クラウドファンディングの目標金額は150万円で、資金の募集は12月28日まで受付中。集まった資金は拡大公開に向けての劇場素材費や宣材物の制作・印刷費、リターン送料、ファンディング手数料などに充てられるほか、資金の10%を世界で難民救済の活動を行なうUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)を通して寄付する予定だ。
また現状アイ・ウェイウェイの来日予定はないが、300万円を超える資金が集まった際には監督の来日費用に充てることができ、正式に来日要請を開始することが可能になるという。支援金額に応じたリターンには、劇場鑑賞券やオリジナルグッズをはじめ、特別試写会への招待、エンドクレジットやパンフレットへの名前掲載といった特典が用意されている。詳細はMotionGalleryのプロジェクトページで確認しよう。