『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』は、渡辺一史による実話をもとにした著書が原作。難病・筋ジストロフィーを患って身体が不自由だが、病院を飛び出して自分で大勢のボランディアを集め、風変わりな自立生活を始めた鹿野と、彼の自由な性格に振り回されながらも変わっていく周囲の人々の姿を描く。鹿野役を大泉洋、鹿野に振り回されるボランティアの美咲役を高畑充希、美咲の恋人の医学生・田中役を三浦春馬が演じる。公開は12月28日。
予告編では、車椅子に乗った鹿野が「俺が人生楽しんだらいけないのかよ！」と電話に向かって叫ぶシーンや、わがままな鹿野に対し美咲が「鹿野さんは何様？ 障がい者だったら何言ってもいいわけ？」と怒りをあらわにする様子、徐々に病が進行していく鹿野が「俺は1日1日が勝負なんだよ！」と言う場面、田中の「あの人のわがままは命懸けなんです！」というセリフなどが確認できる。予告編を見た大泉洋は「めちゃくちゃ面白かった！」と絶賛したという。
ポスタービジュアルには「あなたと過ごした日々は宝物でした――」というキャッチコピーと共に鹿野を囲む美咲と田中らの姿が写し出されている。
