2018年10月25日 10:32 リアルサウンド
第70回カンヌ国際映画祭「カンヌ・クラシックス」で初披露されたジャン・ヴィゴ監督作『アタラント号』4Kレストア版が、12月29日より公開されることが決定した。
参考:主人公の姿には私たちの“自画像”が映し出されている 荻野洋一の『世界で一番ゴッホを描いた男』評
フランス映画史にその名を刻み、ヌーヴェル・ヴァーグの監督たちにも多大な影響を与えた若き天才監督、ジャン・ヴィゴ。『アタラント号』は、ヴィゴの唯一の長編にして遺作。ル・アーヴルと田舎町を結ぶ艀船・アタラント号を舞台に、船長のジャンとジュリエットの揺れ動く心模様が映し出される。
さらに、『ニースについて』『競泳選手 ジャン・タリス』『新学期 操行ゼロ』の全4作品が一挙上映される。(リアルサウンド編集部)