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トロロッソ・ホンダF1のハートレー「アップデートの効果もあり、メキシコではいいレースができるはず」

2018年10月25日 07:41  AUTOSPORT web

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ブレンドン・ハートレー(トロロッソ・ホンダ)
トロロッソ・ホンダF1のブレンドン・ハートレーは、今週末の第19戦メキシコGPではいい結果を出せる可能性が十分あると、ポジティブに語っている。

 ハートレーは前戦アメリカGPではパワーユニット(PU)/エンジンのエレメントとギヤボックスの交換によりペナルティを受け、20番グリッドに降格されたが、決勝中に大きく順位を上げ、11番手でフィニッシュした。後に他のマシン2台が規則違反により失格になったことで、ハートレーは9位に繰り上がり、2ポイントを獲得した。

 アメリカGP決勝後、ハートレーは「オーバーテイク、タイヤマネージメント、ピットとのコミュニケーション、戦略、ピットストップ、すべてがうまくいった。すごくハッピーだ」「今後のレースに向けてモチベーションが高まっている」と語っていた。

 2017年のアメリカGPでトロロッソからF1デビューを果たしたハートレーにとって、メキシコGPに参戦するのは今年が2回目となる。

「メキシコのコースはすでにF1で走った経験がある。走っていて本当に楽しいコースだ。WECでは優勝したことがある」とハートレー。

「エンジニアリングの面でとても興味深いチャレンジになるだろう。サーキットは標高2000メートル以上にあり、空気密度がとても低い。そのため、ダウンフォースが通常より低くなり、グリップが低めになることもあって、トップスピードがかなり上がるんだ。高度はドライバー、チームクルー、マシンに大きな影響を及ぼす」

「今年はマウンテンバイクのマラソンレース、レッドビル100にも出場し、高地で多くの時間を過ごしてきたので、高度には問題なく適応できると思う。それでもマシンに乗って走り出したら、いつもとの違いを感じるだろうね」

「ここではクーリングも重要になる。いろいろな要素が絡んでくるから、チームはそれにうまく対処しなければならない。マシンに関しても難しい週末になるよ」

「スタジアムの最終セクターは走っていてとても面白い。すごくタイトだけど、雰囲気が素晴らしいんだ。観客をとても近くに感じる。この街の人たちは揃ってグランプリを支えてくれている」

「最近僕らはいろいろなアップデートを取り入れてきたから、ここではいい結果を出すチャンスが十分にあると信じている」