10月26日から開幕するMotoGP第17戦オーストラリアGPを前に、レプソル・ホンダ・チームのマルク・マルケスとダニ・ペドロサが意気込みを語った。
■マルク・マルケス(MotoGPクラスランキング1位)
MotoGPクラスに参戦して6シーズンで5回目、グランプリ通算7回目のチャンピオンを、前戦日本GPで獲得したマルケス。フィリップアイランドでは125cc時代の2010年に初優勝。Moto2クラス1年目の2011年にはペナルティで38番グリッドからスタートしながら、驚異的な追い上げで3位入賞。2012年も3位に入賞している。
MotoGPクラスでは、タイヤの問題でレース中のマシン乗り換え周回数が指定された2013年こそ、乗り換えのタイミングをミスし、失格に終わったものの、2015年と2017年に優勝。2014年と2016年はリタイアに終わっているが、2014年以降4年連続でポールポジションを獲得している。
「タイトルを決めてオーストラリアに臨むのは最高の気分だ。シーズン終盤のレースも楽しみ。もちろん、ホンダと僕たちにとって重要なコンストラクターとチームタイトルの獲得という目標がまだ残っている。これまでと同じレベルのパフォーマンスをキープして、残りのレースでも勝利をめざすよ」
「フィリップアイランドは大好きなコース。高速コースで常にロングバトルとなり、ファンにとっても素晴らしいショーとなる。今週末、天気がいいことを望んでいる。ここは天気が暖かいコンディションから寒くて風が強いコンディションに急変するからね。とにかく状況を見よう。トップ争いに加わることができるようにしたい」
■ダニ・ペドロサ(MotoGPクラスランキング11位)
日本GPでは8位に終わったペドロサ。フィリップアイランドでは250ccクラス時代の2005年に優勝しているが、MotoGPクラスでは優勝経験がない。2016年には日本GPで負ったケガのため欠場。2017年は予選12番手から12位に入賞している。
「フィリップアイランドはあまり得意なコースではないが、過去のレースではいい結果も残したこともある。ここ数年はベストなセットアップを見つけるのに苦戦している。今週末は可能な限りマネージしたい」
「天気がいいことを望むし、毎セッションを有効に使って、レースに向けて準備したい」