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ブリトニー・スピアーズ デビューシングル『ベイビー・ワン・モア・タイム』リリースから20年 ファンら続々と祝福メッセージ

2018年10月24日 11:22  Techinsight Japan

Techinsight Japan

衝撃デビューから20年、見事に返り咲いたブリトニー・スピアーズ(画像は『Britney Spears 2018年9月27日付Instagram「#tbt photo: Herb Ritts」』のスクリーンショット)
米出身人気シンガー、ブリトニー・スピアーズ(36)のデビュー曲『ベイビー・ワン・モア・タイム』が23日、リリースから20周年を迎えた。ハリウッドの荒波に揉まれながらも近年見事なカムバックを果たしたブリトニー。20周年という記念すべきこの日、彼女のSNSはファンからの温かい励ましや祝福の声が続々と届いている。

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今からちょうど20年前の1998年10月23日、ブリトニー・スピアーズが『ベイビー・ワン・モア・タイム』を引っさげ鮮烈なデビューを果たした。ベビーフェイスで初々しいブリトニーが、学校の廊下で三つ編みやツインテールを振り乱し制服姿で踊るミュージックビデオは全米でたちまち大旋風を巻き起こし、当時16歳だったブリトニーは瞬く間にスターダムを駆け上った。日本でもその知名度をグングン上げ、“ブリちゃん”の愛称で広く親しまれた。

しかしブリトニーを一躍ビッグセレブへと押し上げたこの曲、実は別のアーティストのために用意された曲だった。同曲をプロデュースしたスウェーデン出身のソングライター、マックス・マーティン(Max Martin)は、『ベイビー・ワン・モア・タイム(...Baby One More Time)』は当時人気を博していた女性R&Bグループ「TLC」のために作った曲であったことを明かしている。

アルバム『FanMail』に収録されるはずだった同曲は当初『Hit Me Baby One More Time』というタイトルだったが、これがDVを連想させることを懸念した「TLC」側が同曲の収録を却下したことで、「ジャイヴ・レコード(Jive Records)」と契約したばかりでルイジアナ州出身の15歳の少女ブリトニーが歌うことになったのだ。そして歌詞はそのままに、タイトルのみ『Hit Me Baby One More Time』から『...Baby One More Time』へと変更し、1998年3月にブリトニーはマーティン氏の待つストックホルムへと向かい、同地でこの曲をレコーディングした。

ミュージックビデオを指揮したナイジェル・ディックさん(Nigel Dick)は、当時のブリトニーについて「とてもプロフェッショナルで頑張り屋だった」と述べている。ブリトニーもあるインタビューのなかで「校内での撮影や、制服姿でダンスを踊るというのは、私のアイディアだったのよ」と発言、のちに舞台裏を語るインタビューでもこのように明かしている。

「撮影現場を初めて訪れた時、そこに大勢の人がいたのを覚えてるわ。そんなに大きなプロジェクトだなんて想像もしてなかったから、『もうどうしよう!』って慌てたのを覚えてる。」

「いろんなシーンを撮ったから、あとでそれが1つの作品になる時、一体どんな風に仕上がるのかしら?ってナーバスだったけど、完成したミュージックビデオは素晴らしくて、友達と何度も繰り返し見たの。」

そんなブリトニーの初々しさが詰まった『ベイビー・ワン・モア・タイム』は、20年が経過した今もツアーで一番盛り上がる名曲で、ブリトニーのYouTubeページでの動画再生回数は、なんと3億6800万回を超えている。

ブリトニーのInstagramには、

「『ベイビー・ワン・モア・タイム』20歳の誕生日、おめでとう!」

「あの頃と変わらずあなたを応援してるわ」

「まだまだこれからの20年もどんどん活躍してほしい!」

など、この記念すべき日とこれまでの数々の偉業を称えるメッセージが続々と届いている。この日はカリフォルニア州のラジオ各局も同曲をこぞって流していたが、おそらく全米中で『ベイビー・ワン・モア・タイム』がヘビロテしていたことだろう。

低迷期には「わずか55時間の結婚生活」「丸刈り」「激太り」などで「お騒がせセレブ」のイメージが定着してしまったこともあったブリトニーは、現在ショーンくん(13)、ジェイデンくん(12)という2人の息子のシングルマザー。交際中の年下恋人で、モデルやパーソナルトレーナーとして活躍するサムさん(Sam Asghari)との関係は順調、そして来年2月からは「Park MGM Las Vegas(パーク エム・ジー・エム ラスベガス)」にて新たなショー「Britney: Domination」がスタートする。公私ともに絶好調のブリトニーは、20年の年月が経った今も“今世紀最大のポップ・アイコン”として世界中を魅了し続けている。



画像は『Britney Spears 2018年9月27日付Instagram「#tbt photo: Herb Ritts」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)