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イケア、プラスチックごみを用いた製品のプロトタイプを2019年末までに開発

2018年10月23日 20:43  Fashionsnap.com

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「イケア(IKEA)」が、海洋汚染の可能性があるプラスチックごみに関する今後の取り組みについて発表した。大きな目標として、海洋汚染の可能性のあるプラスチックごみを用いた製品の最初のプロトタイプを2019年末までに開発する。

 同ブランドはサステナビリティ戦略として、店舗やレストランの使い捨てプラスチック製品を2020年までに撤廃することに加え、イケア製品とパッケージの素材を2030年までにすべて再生可能素材またはリサイクルされた素材にすることを目指している。この目標達成の一環として、海洋プラスチック削減イニシアチブ「NextWave」に参画し、海洋汚染の可能性のあるプラスチックごみを商業的に扱う世界初のサプライチェーンになることを目指す。
 イケアグループのサステナビリティマネジャーであるLena Pripp Kovac氏は「海洋汚染の可能性のあるプラスチックごみを未来にとって有用なものに変え、もとよりプラスチックが海に流れ込んでその一生を終えることのないよう、率先して取り組みたいと思っています。NextWaveのメンバーとなることで、新たな学びと新たなイノベーションを得て、あとに続く多くの企業にインスピレーションを与えられたらと願っています」とコメントした。