CINRA主催のイベント『NEWTOWN 2018』内で開催される上映イベント『ニュータウン・シネマ・パラダイス』の全ラインナップが発表された。
11月10日と11日に東京・多摩センターの小学校跡地・デジタルハリウッド大学八王子制作スタジオで開催される『NEWTOWN 2018』。『ニュータウン・シネマ・パラダイス』では、『ショートショートフィルムフェスティバル&アジア』とのコラボレーションのもと、世界各国の短編アニメーションや映像作品7本を集めた「親子で楽しめるショートフィルム」、大九明子監督、松岡茉優主演の『勝手にふるえてろ』、富田克也監督の『サウダーヂ』の3プログラムがこれまでに明らかになっていた。
新たにラインナップに追加されたのは、三宅唱監督の初の長編作品『やくたたず』、今泉力哉監督が震災から5年経った福島と東京を舞台に描いた未DVD化の作品『退屈な日々にさようならを』、2019年1月18日公開の映画『ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー』の先行試写会、『市民が作る! CINRA短編映画』。
J・D・サリンジャーの半生を描いた『ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー』の先行試写会では、上映後に曽我部恵一を招いたアフタートークを実施。『市民が作る! CINRA短編映画』は池添俊、関俊太、渡辺花の3人が『NEWTOWN』のために「老人」をテーマに据えて制作した短編映画を、今泉力哉と、福富優樹(Homecomings)が講評するという企画になっている。また『サウダーヂ』の上映後トークには三宅唱が登壇する。
当日は定員30人まで無料で入場できるほか、CAMPFIREで実施中のクラウドファンディングではリターンとして入場券を配布予定。『ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー』先行試写会のみ、Peatixでの予約を受付中だ。
「みんなでつくる、新しい文化祭」をキャッチコピーに掲げる『NEWTOWN 2018』。当日は映画上映に加え、美術展、音楽ライブ、演劇・ダンス公演、落語、ポエトリーリーディング、のど自慢大会、トークショー、盆踊り、ワークショップ、マーケット、子供の遊び場など様々なプログラムが企画されている。