2018年10月23日 19:02 リアルサウンド
amazarashiが、本日10月23日にオリジナルスマホアプリの配信を開始。あわせて、11月16日開催の武道館公演『朗読演奏実験空間「新言語秩序」』の軸となる秋田ひろむ書き下ろし小説『新言語秩序』を公開した。
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小説『新言語秩序』は、自由な言葉が“検閲”される世界で、“検閲“する側と抗う側それぞれ異なる立場を生きる2人の主人公・実多(みた)と希明(きあ)の物語。自由に自分の言葉で使っているようでいて、 実はテンプレート化された言葉でのコミュニケーションが蔓延している現代社会へ向けた秋田ひろむからの強いメッセージが込められた作品だという。同小説は当初は、 小説の世界と同じく言葉が“検閲”され、文字が塗りつぶされた状態で公開されており、ユーザーはアプリ上で“検閲”を除去することで、 小説の全貌が読めるようになる。また同時に、言葉が規制される世界に立ち向かう活動に参加することになるとのこと。小説をはじめ、今後公開される作品やライブ会場での演出に施された“検閲”をアプリで解除し、抵抗運動に参加することで、武道館ライブ終演後、 撮り下ろしのライブフォトを含むプレゼントを受け取ることができる。今後ロールアウトされる『新言語秩序』関連作品の多くを閲覧、もしくはアクセスするために必須なアプリとなる。
なおamazarashiは『朗読演奏実験空間「新言語秩序」』にむけて、11月7日にニューシングル『リビングデッド』を発売。同作の購入者特典と初回盤に封入される「新言語秩序バリケードテープ」のデザインも公開した。(リアルサウンド編集部)