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F1ドライバーは、2019年から好きなもの食べ放題に? 規定変更でダイエット不要に

2018年10月23日 11:41  AUTOSPORT web

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2018年F1第17戦日本GP
これまで100グラムでも体重を減らそうと、涙ぐましいダイエットに励んできたF1ドライバーたち。しかし2019年シーズンからは、大部分のドライバーはその必要がなくなる。

 FIA(国際自動車連盟)がマシンの規定重量からドライバー重量を除外することを決めたためで、今後は競馬のジョッキーのような体格がことさら有利にはならなくなる。

 FIAによれば、「バケットシートとレーシングスーツ、ヘルメットなど装備一式を含めた体重が80kgに満たないドライバーには、バラスト搭載が義務づけられる」とのことだ。その結果、体格のいいドライバーでも大きな不利を被らなくなり、トレーニングと並行して過酷なダイエットに励む必要はなくなる。

 F1界きってのグルメで、料理の腕前も一流のロマン・グロージャンは、この知らせに喜びを隠さない。

 オースティンでの囲み取材でも、「自分の食べたいものも食べられず、腹ぺこで死にそうになりながらF1マシンを運転するなんて、こんな不条理なことはないとずっと思ってたんだ」と、まくし立てた。

「もちろん80kgを大幅に超えないよう気をつける必要があるけど、今までに比べれば天国だよ。もちろんエンジニアにとっては、マシンをできるだけ軽く仕上げるという重要な仕事に変わりはない。でもとにかくドライバーにとっては、これで運転のパフォーマンスも確実に上がるはずだよ」