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関ジャニ∞、KAT-TUN、Hey! Say! JUMP……単独カウコンがグループにもたらす転機

2018年10月23日 07:02  リアルサウンド

リアルサウンド

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 1月1日が堂本光一の誕生日ということもあり、年末から年始にかけて東京ドームや京セラドームで行なわれるKinKi Kidsのコンサートはもはや恒例となっている。しかし、今年は堂本剛の体調が万全でないことを理由に、“一旦お休み”の発表があった。残念なお知らせではあるが、剛の体調が万全になることを待ちたい。そしてKinKi Kidsに代わって京セラドームで単独カウントダウンコンサートを行なうことになったのは、NEWS。初の単独カウントダウンコンサートということもあり、期待が高まっている。これまでも様々なグループが単独カウントダウンコンサートを行なってきた。そして、それが転機となっているグループは少なくない。


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■関ジャニ∞
 2009年、京セラドームで初の単独カウントダウンコンサート『関ジャニ∞ DOME CONCERT 2009-2010』を開催している関ジャニ∞。振り返ってみると、この後関ジャニ∞の人気は不動のものとなり始めたように感じる。2010年には全国ネットの初冠番組『冒険JAPAN! 関ジャニ∞MAP』(テレビ朝日系)がスタート。より幅広い層へ名前を広め始めた。全員で楽器演奏するバンドスタイルを確立したのもこの頃で、『LIFE~目の前の向こうへ~』で初めてバンド形態のシングルを発売。2011年には、『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)のメインパーソナリティを務めた。さらに、メンバーの村上信五主演の24時間テレビスペシャルドラマ『生きてるだけでなんくるないさ』には、メンバー全員が出演している。この単独カウントダウンコンサートをきっかけに、現在の「バラエティ」、「バンド」、「メンバー間の絆」という要素が確立した関ジャニ∞。彼らにとって大きな転機になったことは間違いない。


■KAT-TUN
 2013年12月31日から2014年1月1日にかけて、京セラドームにてKAT-TUNの初の単独カウントダウンコンサート『COUNTDOWN LIVE 2013 KAT-TUN』が開催された。ちょうど4人体制になった頃で、ミニアルバム『楔-kusabi-』をリリースし、オリコン週間アルバムランキングで1位を獲得。新体制でも変わらず精力的に活動をしていた時期である。さらに、単独カウントダウンコンサートを行なった翌年の2014年からは『ザ少年倶楽部プレミアム』(NHK BSプレミアム)のMCに就任。その後、さらなるメンバーの脱退があり、「充電期間」としてグループ活動を休止していたものの、その間も亀梨和也、中丸雄一、上田竜也それぞれでのソロ活動が充実。そしてついに2018年にグループ再始動を果たしたのである。振り返ると、紆余曲折がありながらもKAT-TUNの勢いは劣ることは一切なかった。「このグループは何があっても存在し続ける」という確信があったからこそ、怒涛の日々の中でも単独カウントダウンコンサートを任されたのではないだろうか。


■Hey! Say! JUMP
 今、勢いに乗っている中堅グループと言えばHey! Say! JUMPだ。今年も、KinKi Kidsに代わり12月28日から1月1日まで(12月31日を除く)、東京ドームにて『Hey! Say! JUMP LIVE TOUR SENSE or LOVE』を開催する。そんな彼らが初の単独カウントダウンコンサートを行なったのは、2015年の京セラドーム。それから2年連続東京ドームで年末年始のコンサートを行なっている彼らは、初の単独カウントダウンコンサートの少し前から、単独冠番組『いただきハイジャンプ』(フジテレビ系)のレギュラー、『24時間テレビ』のメインパーソナリティ就任、『Yahoo!検索大賞 2015 ・アイドル部門賞』受賞と目覚ましい活躍が続いていた。そして2017年にデビュー10周年を迎え、『第68回NHK紅白歌合戦』(NHK総合)にも初出場。今やコンサート以外にもドラマ、映画、バラエティと幅広い活動を見せる人気ジャニーズグループへと成長したのである。もともと、初コンサートを東京ドームで行なうという勢いのあるグループだったが、単独カウントダウンコンサートが開催された2015年前後から、さらに人気が高まってきたように感じる。今年も年末年始のコンサートを行なうHey! Say! JUMP。まだまだ活躍の幅は広がっていきそうだ。


 こう見ると、単独カウントダウンコンサートはグループへの期待の証と言えそうだ。今年のNEWSも然り、今後はどのグループが単独カウントダウンコンサートを行なっていくのだろうか。ジャニーズファンとして、引き続き注目しておきたいポイントである。(高橋梓)