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ジョナ・ヒル、心の傷を明かす「自分はデブで不細工だと思っていた」

2018年10月22日 19:42  Techinsight Japan

Techinsight Japan

激痩せしたジョナ・ヒル(2018年7月撮影)
近年、激痩せぶりが大きな話題になっている俳優のジョナ・ヒル(34)。このたびジョナが「デブで気持ち悪い、魅力的じゃない」と言われたティーン時代について語った。

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映画『マネーボール』(2011年)や『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(2013年)で知られるジョナ・ヒルは近年、かつてのぽっちゃりした体型から痩せたことが話題になった。

そんなジョナが、ある無料マガジンに体型の葛藤について掲載したことをトーク番組『エレンの部屋』で語った。ジョナはマガジンに14歳の頃の自身のパネルと撮った写真を載せ、隠したい過去をあえて公表することにしたと話している。

「僕はおバカなコメディーに出演して、クルクルヘアの太った子供だった。みんなが『ジョナはこうあるべき』っていう考えを持っていたんだ。彼らが僕にどう話すか、僕にどう接するかに(彼らの主張が見え隠れしていたよ)。」

途中でスタッフがそのマガジンを持ってくると、ジョナはマガジンに綴った文章を読み始めた。

「僕は10代後半で有名になって、ヤングアダルト時代を『デブで気持ち悪い、魅力的じゃない』って言われるのを聞いて過ごしてきたよ。僕の映画『Mid90s』を脚本して、監督したこの4年で、どれだけ傷ついて、それが僕の頭に残っているのか気づいたんだ。誰もが若い頃の恥ずかしい写真を持っていると思うけど、僕にとっては14歳の太った、魅力のなかった子供の頃、ほんとに不細工だって思っていた時だね。だからヒップホップを聴いて、スケートボーダーのグループの子たちにすごく認めてもらいたかったんだ。このマガジンでは僕が尊敬する12人にインタビューし、『僕と同じような経験があるかい? どうやって自分を愛することを学んだのか?』って聞いたよ。インタビューは『あなたにとってのその写真は?』っていう質問を中心に行われたよ。」

ジョナがこのようにマガジンの文章を読み終わると会場からは拍手が起こり、観客は感動した様子。ジョナは続けて、インタビューした12人の中には俳優のマイケル・セラやモデルのベハティ・プリンスルーがいると紹介した。

ジョナはコメディーに出演しながらも、長いこと自身の体型について言われ傷ついていたもよう。ジョナが公表した思いは、同じ悩みを持つティーンや若い世代に勇気を与えることになっただろう。



(TechinsightJapan編集部 朝倉リリー)