日本GP決勝で長島が12位入賞
パウィは22位完走
Rd.16 日本GP/ツインリンクもてぎ
2018年10月21日(日)
コンディション: ドライ
気温: 23℃ 路面: 35℃
全22周で争われた2018年第16戦日本GP決勝レースで、IDEMITSU Honda Team Asiaの長島哲太はチャンピオンシップポイント圏内の12位フィニッシュを果たしました。チームメートのカイルール・イダム・パウィは22位でゴールラインを通過しました。
午後0時20分に始まった決勝レースを、長島は3列目8番グリッドからスタートしました。レース中は、1分52秒台のペースで走行する苦しい展開でしたが、しっかりと状況をコントロールして3戦連続のポイント獲得を達成しました。
一方、8列目23番グリッドからスタートしたパウィは、最後まであきらめずに我慢のレースを続けて、ゴールラインへ到達しました。
第17戦オーストラリアGPは、10月26日(金)に走行を開始。Moto2クラスのFP1は現地時間午前10時55分(日本時間午前8時55分)にスタートする予定です。
長島哲太 (12位 / 41'24.105 / +19.811)
「すごく悔しいレースになりました。ウォームアップのときに試したセットアップでレースに臨んだのですが、それがうまく機能しませんでした。予選やウォームアップでは1分51秒台で走れていたのに、レースでは52秒台しか刻めず、苦しい展開になりました。応援してくださる皆さまの前でいいリザルトを残したかったのに、こんな結果になってしまい、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」
カイルール・イダム・パウィ (22位 /41'42.215 / +37.921)
「今日は難しい展開のレースになりました。1周目の2コーナーでハイサイドしそうになり、前との差が開いてしまいました。その後は、開いてしまったギャップを詰めようと懸命に走ったのですが、ハードブレーキングのフィーリングがよくなかったために苦戦をしました。次のオーストラリアGPの後はホームグランプリなので、いい流れをつかめるようにがんばります」
青山博一 チーム監督
「哲は、1分51秒台で走れればトップシックスからトップエイトに入れるだろうと予想していたのですが、決勝では思ったようにペースが上がりませんでした。ただし、このようなレース状況だと、以前の哲なら転倒してしまうところでしたが、今日は最後まで我慢して走り、今回もしっかりとポイントを獲得してくれました。パウィは、決勝では予選と同等のペースで走っていたのですが、レース序盤に順位を落とし、後方グループになってしまったため厳しいレース展開になってしまいました。次のオーストラリアでは、その後に控えるホームGPに向けていいリズムを掴んでほしいです」