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ホンダ・チーム・アジア 2018MotoGP第16戦日本GP 決勝レポート

2018年10月22日 13:11  AUTOSPORT web

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鳥羽海渡(ホンダ・チーム・アジア)
鳥羽が日本GPで17位ゴール
アティラプワパは21位

Rd.16 日本GP/ツインリンクもてぎ
2018年10月21日(日)
コンディション:ドライ
気温:21℃ 路面:33℃

 栃木県のツインリンクもてぎを舞台に行われた2018年第16戦日本GPのMoto3クラス決勝レースで、Honda Team Asiaの鳥羽海渡は17位でゴール。チームメートのナカリン・アティラプワパは、21位でチェッカーフラッグを受けました。

 午前11時に始まった全20周の決勝レースを、鳥羽は10列目28番グリッドからスタートしました。鳥羽は低いグリッド位置からのスタートを強いられたものの、レース中盤にはトップグループと互角もしくはそれ以上のペースで走行し、ポイント圏内まで1.6秒差に迫ってチェッカーフラッグを受けました。9列目27番グリッドからスタートしたアティラプワパは、序盤に大勢の選手を抜いてポジションを上げ、最後までファイティングスピリットを見せて戦い抜きました。

 次戦の第17戦オーストラリアGPはフィリップアイランドサーキットで開催。10月26日(金)の現地時間午前8時(日本時間午前10時)にMoto3クラスのFP1がスタートします。

鳥羽海渡(17位 / 39'46.550 / +10.897)
「レースではトップグループと同じペースで走れましたが、金曜のFP1から土曜のFP3まで十分に攻め切れなかったので、それが決勝に響いてしまいました。レース中のグループ内でのバトルでは、もう少し行けたかもしれませんが、マシンをしっかりと仕上げられなかったために、フロント周りの信頼感がいま一つで、思いきり攻めていくことができませんでした」

ナカリン・アティラプワパ(21位 / 40'00.234 / +24.581)
「スタートを決めて序盤に7台のマシンを抜くことができました。転倒をおそれずにただひたすら攻め続けましたが、リアにソフトタイヤを選択していたこともあって、グリップが落ち、少しずつ前との差が開いてゆきました。序盤に攻めすぎたことも関係しているかもしれません。いいグリッドを獲得することの重要さを、今日は再認識しました」

青山博一 チーム監督
「2人とも、決勝レースではこの週末で一番いい走りをしてくれました。しかし、決勝までにしっかりいいタイムで走ることができず、マシンのセットアップがレースペースに対応しきれなかったために、この結果になってしまいました。海渡とナカリンには、セッションごとにしっかりと内容を積み上げていくという課題を、シーズン残りの3戦で克服してほしいです」