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若き脱走兵が大量殺戮へと暴走 第2次大戦下の実話描く『ちいさな独裁者』

2018年10月22日 12:41  CINRA.NET

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『ちいさな独裁者』 ©2017 - Filmgalerie 451, Alfama Films, Opus Film
映画『Der Hauptmann』の邦題が『ちいさな独裁者』に決定。2019年2月8日から東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国で順次公開される。

2017年の『サン・セバスティアン国際映画祭』撮影賞を受賞し、今年の『ドイツ映画賞』で4部門にノミネートされた同作は、第2次世界大戦末期のドイツを舞台にした作品。兵士の軍規違反が相次ぐ1945年4月に部隊を脱走し、捨てられた軍服を身に纏って大尉に成りすました主人公・ヘロルトが、道中に出会った兵士たちを服従させ、大量殺戮へと暴走し始める、というあらすじで、実話をもとに製作された。

キャストには『まともな男』のマックス・フーバッヒャー、『僕とカミンスキーの旅』のミラン・ペシェル、『ヴィクトリア』のフレデリック・ラウらが名を連ねる。『RED/レッド』『きみがぼくを見つけた日』などのロベルト・シュヴェンケが監督と脚本を務めた。