2018年F1アメリカGP決勝で、レッドブル・トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは14位、ブレンドン・ハートレーは11位でフィニッシュした。しかしエステバン・オコンとケビン・マグヌッセンが技術規定違反で失格になったため、ガスリーは12位、ハートレーは9位に繰り上がり、ハートレーは2ポイントを獲得した。
ガスリーはパワーユニットを交換したため19番グリッド、ハートレーはパワーユニットとギヤボックスを交換して20番グリッドと、2台ともペナルティを受けて最後列からスタート。ふたりともスタートタイヤにはスーパーソフトを選んだ。
1周目にいくつかアクシデントがあったこともあり、ハートレーは12番手までポジションを上げた。その後、56周のレースの27周目までピットストップを遅らせ、1回ストップで走り、ソフトタイヤに換えて、入賞圏一歩手前の11位でフィニッシュした。
ガスリーは1周目に14番手に上がり、ダニエル・リカルドがストップした際のバーチャル・セーフティカー下の10周目に早々にソフトタイヤに交換。36周目にもう一度ピットに入り、ウルトラソフトを装着し、14位でチェッカーを受けた。
トロロッソ・ホンダは今回2ポイントを獲得。合計32点でコンストラクターズ選手権8位となっている。
■レッドブル・トロロッソ・ホンダ
チーム代表フランツ・トスト
最後列からスタートしなければならなかったことを考えれば、決勝で9位というのはいい結果だと思う。ブレンドンはいいレースをした。タイヤをセーブしつつ、(マーカス・)エリクソンを相手にポジションを守り切ったのだ。
ピエールは1周目、すぐ前でクラッシュしていたマシンとの接触を避けるため、ターン5で直進しなければならず、運悪くフロアにダメージを負った。その結果、ダウンフォースが低下し、ブレーキング時に安定しないマシンになってしまい、前のグループに追いつくことができなかった。それでも彼は12位完走という結果を残している。
今週末は2ポイントを獲得することができた。これから次の週末のメキシコGPに備える。