2018年F1アメリカGP決勝で、レッドブル・トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは14位、ブレンドン・ハートレーは11位でフィニッシュした。しかし入賞圏内でフィニッシュしたマシンが2台失格となったため、ガスリーは12位、ハートレーは9位に繰り上がり、ハートレーは2ポイントを獲得した。
ガスリーはパワーユニットを交換したため19番グリッド、ハートレーはパワーユニットとギヤボックスを交換して20番グリッドと、2台ともペナルティを受けて最後列からスタートした。ふたりともスタートタイヤにはスーパーソフトを選んだ。
1周目にいくつかアクシデントがあったこともあり、ハートレーは12番手までポジションを上げた。その後、56周のレースの27周目までピットストップを遅らせ、1回ストップで走り、ソフトタイヤに換えて、入賞圏一歩手前の11位でフィニッシュした。
ガスリーは1周目に14番手に上がり、ダニエル・リカルドがストップした際のバーチャル・セーフティカー下の10周目に早々にソフトタイヤに交換。36周目にもう一度ピットに入り、ウルトラソフトを装着し、14位でチェッカーを受けた。
■レッドブル・トロロッソ・ホンダ
ホンダF1テクニカルディレクター田辺豊治
今週も厳しい週末になりました。予選のパフォーマンスは悪くありませんでしたが、結果としてはその速さをレースで見せることができませんでした。
ブレンドンは最後尾からスタートして11位と、粘りの走りを見せてくれました。ただ、順位が表すとおり、このサーキットでポイントに届くには、パッケージとしてあと一歩実力が足りていなかったと感じています。
シーズンは残り3戦となりますが、チームと一緒に改善を続けていきます。
【結果変更後のコメント】
今週も厳しい週末になりました。予選のパフォーマンスは悪くありませんでしたが、結果としてはその速さをレースで見せることができませんでした。
ただ、ブレンドンは最後尾からスタートして11位と、粘りの走りを見せてくれました。最終的に、レース後の裁定によりポイントを獲得できたことはよかったと感じています。パッケージとしてまだ改善が必要だとも感じていますし、残り3戦でチームと一緒にさらに前進していきたいと思います。