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マルケス「今はドヴィツィオーゾが転倒したことが残念」/MotoGP日本GP決勝会見

2018年10月21日 22:41  AUTOSPORT web

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マルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)
10月21日にツインリンクもてぎで決勝レースが行われたMotoGP第16戦日本GP。戦いを終えて、表彰台にい登ったマルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)、カル・クラッチロー(LCRホンダ・カストロール)、アレックス・リンス(チーム・スズキ・エクスター)がレースをふり返った。

■マルク・マルケス/レプソル・ホンダ・チーム(決勝1位)
「今日のレースは本当にハッピーだ。昨日の予選が終わった後、今日のレースの戦略をどうするか、どのタイヤを選ぶのかをチームと話し合った。6番グリッドからのスタートだったので1周目を完璧に走ることが大事だったが、1周目の終わりには(アンドレア)ドヴィツィオーゾの後ろにつくことができた。これが今日の目標だった」

「残り10周ほどで一度トップに出たが、グラベルに出てしまい、ドヴィツィオーゾに抜かれてしまった。その後、ドヴィツィオーゾがプッシュを始めたが、僕も彼に続くことができたし、最終ラップ前にドヴィツィオーゾの前に出ることができた。これはタイと同じ戦略で、彼のマシンは加速が優れているので、前にいれば勝つチャンスがあると思ったからだ」

「ドヴィツィオーゾが転倒したのが分かったときは、これでチャンピオンが確定できるとうれしく思ったが、今は彼が転倒したことが残念だ。ドヴィツィオーゾは信じられないレースでシーズンを戦って来たのだからね」

■カル・クラッチロー/LCRホンダ・カストロール(決勝2位)
「まず、日本で表彰台に立つことができてうれしい。チームは素晴らしい仕事をしてくれたし、ホンダのサポートにも感謝している。ホンダのホームレースでマルク(マルケス)が1位、僕が2位とワン・ツーフィニッシュを達成することができた。チャンピオンを獲得したマルクにもおめでとうと言いたい」

「奇妙なレースだった。序盤はトップ争いに加わり、マルクの前に出ることもできた。ドヴィツィオーゾの背後につけていたが、マルクが再び僕をパスした後は、コンマ5秒ほどの差をキープした。残り5周くらいからリヤのグリップに苦戦し、ドヴィツィオーゾがペースアップするとついていけず、後ろからリンスが近づいてきた。今日のリンスは乗れていたね。次のオーストラリアも楽しみにしている」

■アレックス・リンス/チーム・スズキ・エクスター(決勝3位)
「今日のレースには満足している。昨日の段階でレースペースがいいことは分かっていた。1周目から順位を上げることができ、(バレンティーノ)ロッシや(アンドレア)イアンノーネとバトルができた」

「その後、フロントタイヤを消耗し、少しチャタリングが出たが、イアンノーネが転倒した後、カル(クラッチロー)との差がコンマ7秒から1秒ほどになり、彼をパスしようとプッシュした。とにかく表彰台に立ててよかった。レース中も多くのことを学ぶことができた」