マーサ・スチュワート、お気に入りの自転車でサイクリングへ(画像は『Martha Stewart 2018年10月19日付Instagram「Here I am on my new Interceptor: Platinum Edition e-bike from @pedego.」』のスクリーンショット) 元祖“カリスマ主婦”の代名詞マーサ・スチュワート、家事をアートの域まで極めた第一人者として米国では広く知られた存在だ。米時間19日には颯爽と自転車にまたがる元気な姿をInstagram上に披露したのだが、あるユーザーから大変心ないコメントを書き込まれてしまった。
自身のライフスタイルブランドが大成功を収め、1999年には米国で女性初の“セルフメイド・ビリオネア”となった
マーサ・スチュワート 。2004年にあるバイオテック会社とのインサイダー取引が明るみに出て、米ウェストバージニア州の刑務所に5か月間入っていた話は有名だ。77歳となった現在は、“食”を専門に扱うTVチャンネル『Food Network』のリアリティ番組で審査員を務めるなど、お茶の間に元気な顔を見せている。
そんなマーサ・スチュワートが19日、自身のInstagramに1枚の写真をアップした。秋晴れののどかな風景をバックに、マーサが自転車にまたがり笑顔を見せているこの写真、
「この秋サイクリングを楽しもうと思っているなら、ぜひ近くの『PEDEGO』に足を運んで試乗してみて」
「私の着ているジャケットは『QVC』(米ショッピングチャンネル)で『Martha Stewart』って検索してね。『QVC』のために私がデザインしたのよ」
と新品の「PEDEGO」の電動自転車と、ファッションを嬉しそうに披露している。この投稿に対して、
「77歳には見えない!」
「自転車もジャケットもすごく素敵」
「お値段が高すぎて自転車は私には手が届かないけど、マーサにはよく似合ってる」
といった称賛コメントが多数書き込まれたのだが、ある1人のユーザーが、
「マーサ、申し訳ないけど、あなたは自転車に乗るには年齢が行き過ぎてるわ。まだまだ自分は何でもできるなんて考えは捨てて、(他の高齢者の)お手本になるべきよ」
と心ないコメントを書き込んだ。
これには多くのファンらが反応、
「何を言ってるの?」
「80歳でも毎日泳いでる人だっているわ!」
「マーサ、こんな馬鹿げた書き込みは気にせず、サイクリングを楽しんで!」
とマーサを激励するコメントが短時間で800件以上書き込まれた。そしてマーサ本人もこのユーザーにこう返信している。
「私が自転車に乗るには高齢すぎるですって? あなたはかわいそうな人ね。アウトドア、インドア両方のエクササイズやアクティビティーのおかげで、私の体は絶好調なのよ!」
以前インタビューの中で、毎朝4時に起床しフェイスマスクをするのが日課であることや、自身が年間を通じて栽培しているオーガニック野菜を使用したグリーンジュースを飲むこと、肉より魚中心の食生活を心がけ、出来るだけたくさん運動することなど若さと健康を保つ秘訣を明かしていたマーサ。
午前6時半からパーソナルトレーナーと自宅ジムでエクササイズをするマーサだが、パーソナルトレーナーをつける経済的余裕がない人には「家の掃除をしっかりするだけでも十分なエクササイズになる」と元祖“カリスマ主婦”らしいコメントをしたこともあった。
「ハウスキーパーを雇ったことは過去に1度もないし、これからもそのつもりはない」と豪語するマーサが、米国で女性初の“セルフメイド・ビリオネア”となった日から、今月でちょうど19年を迎えた。お気に入りの電動自転車にまたがり笑顔を見せる77歳のマーサ・スチュワート。批判コメントにも毅然と反撃する彼女の姿は「年齢はあくまでも数字」であることを身をもって証明してくれたようだ。
画像は『Martha Stewart 2018年10月19日付Instagram「Here I am on my new Interceptor: Platinum Edition e-bike from @pedego.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)