ヘンリー王子「メーガンを妻と紹介でき誇りに思う」　思い出のイベントでメーガン妃と第1子に言及

現在オーストラリアを公式訪問中のヘンリー王子とメーガン妃。第5日目となる豪時間20日には、シドニーのオペラハウスを訪れ「Invictus Games（インヴィクタス・ゲーム）」の開会式に出席、ヘンリー王子が素晴らしいスピーチを披露した。

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「Invictus Games（インヴィクタス・ゲーム）」は、英王室ヘンリー王子が中心となって開催される、負傷兵たちによる国際スポーツイベントだ。18か国からおよそ500人が参加するパラリンピックスタイルの同イベントは、シッティングバレーボール（座った姿勢で行うバレーボール）や車椅子バスケットボール、インドアローイング（ボート）など種目ごとに国別に対戦する。

今年は20日から27日にかけてオーストラリア・シドニーで開催される「2018 Invictus Games」、初日となった20日にはヘンリー王子とメーガン妃が揃ってオペラハウスを訪れ、開会式に出席した。

ヘンリー王子が約8分30秒におよぶスピーチの中で、

「選手の皆さんは、自分自身や家族、自国のためだけに戦うのではないことを忘れないでください。胸につける国旗こそ違いますが、私たちは一丸となり、決して誰にも征服されることのない『インヴィクタス（Invictus）世代』のために戦うのです。」

「あなたたちは我々の手本であると同時に『新たな世代の兵士たち』です。」

「選手たちが見せる奉仕の心と確固たる決意は、（テレビや観客席で視聴する）あなた自身の日常にも、多かれ少なかれ変化をもたらすことでしょう。」

「オーストラリアの皆さん、このイベントの素晴らしさを世界に見せつけてやりましょう。」

と数々の力強い言葉をかけると、ステージ上での堂々とした王子の姿に多くの称賛が集まった。

またスピーチの中でヘンリー王子は、

「この数日間、メーガンと私を大変温かく迎えてくださり、ありがとうございます」

とオーストラリアの人々に感謝の意を表すとともに、

「妻をこうして皆さんに紹介できることを心から誇りに思います。そしてもうすぐ家族が増える喜びを、皆さんと分かち合うことができてとても幸せです」

とメーガン妃や妃の妊娠のことにも言及、会場からは大きな歓声や拍手が沸きあがった。

昨年の「Invictus Games」は9月にカナダ・トロントで開催されたが、ヘンリー王子とメーガン妃にとっては初めてツーショットを公に披露した思い出のイベントである。あれから1年が経過し、愛する人を堂々と「妻」と紹介、来春には待望の第1子も誕生するとあって、今年の「Invictus Games」も夫妻にとって忘れられないイベントとなることは間違いないであろう。



画像は『Kensington Palace　2018年10月20日付Twitter「“A new generation - the Invictus generation - is defining what it means to serve. And we are all taking notice.”」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　c.emma）