MotoGP日本GPの予選を6番手で終えたマルク・マルケス。フリー走行4回目の転倒が影響し、目標を「2列目を獲得すること」に変えて予選に臨んだという。
初日のフリー走行を総合4番手で終えたマルケスは、予選日のフリー走行3回目を4番手で終えた。その後行われたフリー走行4回目では、決勝を想定したロングランに挑んだが、5周目に8コーナーでフロントから転倒を喫した。
予選ではメインマシンの修復が間に合わず、セカンドマシンで挑むことになったが、異なるセットアップのマシンでアタックを決めることができず、1分44秒889で6番手に終わった。
予選日の流れをマルケスは次のように語る。
「FP4ではフィーリングがよく、コンスタントだったが転倒してしまった。セカンドバイクはセットアップが異なり、あまり好みではなかった」
「予選Q2までにセットアップを変更する時間がなかったから、予選は少し苦労することになると思い、2列目を獲得することを目標に予選Q2へ臨んだ。明日のレースに向けてペースがいいのは分かっているし、満足している」
日本GPではチャンピオン獲得に王手をかけているマルケス。決勝レースに向けては「スタートを決めて、1周目の終了時点でどの位置にいるか様子を見てみよう。目標は表彰台、可能ならば勝利のために戦う。レースをうまくマネージメントしたい」と意気込んだ。