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ボッタス「ドライで走れず、誰もがマシンセットアップに苦労する。最後まで結果が読めない週末になりそうだ」:F1アメリカGP金曜

2018年10月20日 16:01  AUTOSPORT web

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2018年F1第18戦アメリカGP バルテリ・ボッタス(メルセデス)
2018年F1アメリカGPの金曜、メルセデスのバルテリ・ボッタスはフリー走行1回目は2番手、2回目には走行を行わなかった。

■メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
バルテリ・ボッタス フリー走行1=2番手/2=ノータイム
 ただ雨が過ぎ去るのを待つだけの退屈な一日だった。今日タイヤを使ってしまうと、予選セッションがウエットになったときに使えるタイヤが少なくなってしまう。だから与えられたタイヤの割り当てを考慮して、今日よりも明日に走行できるようにした。

 午前中に少し走っただけだし、その時もコンディションが悪かったけれど、マシンの感触はすごくよかった。このマシンはウエットでもドライでも強そうだ。

 今日は誰もドライタイヤでは走れなかったから、明日と日曜に向けてマシンのセットアップを決めるのは簡単ではない。こういう場合にこそ、僕らがシミュレーションの面でどれだけ優れているかが分かるはずだ。セットアップ全体を、コース上の走行ではなく、シミュレーションをベースに、ファクトリーでのハードワークによって決めなければならないからね。

 去年とはタイヤが違うし、アスファルトも変わっているから、不透明な点がたくさんあり、正しいレースセットアップと戦略を見つけ出すのに苦労するはずだ。だから、予選結果がよければ、日曜にもいい結果が出せるという保証は何もない。こういう状況が、週末全体を面白くするだろう。