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MotoGP日本GP開幕。初日はマルケスのタイトル獲得を左右するドヴィツィオーゾが最速

2018年10月19日 16:11  AUTOSPORT web

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アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ・チーム)
MotoGP第16戦日本GP、MotoGPクラスは、栃木県のツインリンクもてぎで2回のフリー走行を行い、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)が1分45秒358で初日総合トップに立った。

 MotoGPクラスのフリー走行は、午前中の1回目はドライコンディションで行われたが、午後のフリー走行2回目はウエットから徐々に路面が乾いていき、一部ウエットパッチが残る路面コンディションのなかでのセッションとなった。

 このため、初日の総合結果はドライで行われたフリー走行1回目のタイム順となった。

 総合トップとなったドヴィツィオーゾは、1回目のセッション終盤にファステストを更新し、トップタイムをマーク。微妙な路面コンディションとなった2回目は、路面コンディションが回復してきた終盤もピットに止まり、走行しなかった。

 総合2番手に1分45秒463でカル・クラッチロー(ホンダ)。クラッチローもドヴィツィオーゾと同じく、2回目はピットで待機し結局コースインしなかった。

 ヨハン・ザルコ(ヤマハ)が1分45秒483で総合3番手。ザルコは2回目、ウエットの序盤からレインタイヤで周回を重ね、終盤にスリックタイヤに履き替えると、トータル16周を回り、セッション5番手につけた。

 タイトルに王手のマルク・マルケス(ホンダ)は、1分45秒498で総合4番手。2回目はピットで待機し、結局走行しなかった。

 総合5番手に1分45秒640でマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)、ビニャーレスは2回目、ウエットタイヤで18周を回り、スリックに履き替えなかったため、セッション15番手に止まった。

 バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)は1分46秒329で総合9番手。ロッシはウエットの2回目はレインタイヤで14周を回り14番手で終えている。

 もてぎラストランとなるダニ・ペドロサ(ホンダ)は、1分46秒568で総合11番手、ウエットの2回目では終盤にスリックを履き、トップタイムを記録した。

 MotoGPクラスで初の母国GPを迎えた中上貴晶(ホンダ)は1分46秒856で総合13番手。ウエットの2回目ではレインで4周、最後はスリックでコースに出たものの、セッショントップタイムの107%をクリアできなかった。

 ワイルドカード参戦の中須賀克行(ヤマハ)は1分46秒872で総合15番手、ウエットの2回目は終盤にスリックで3周し、12番手となった。

 前戦のタイGPを欠場したホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)は、午前中のフリー走行1回目にコースインしたものの、左手首のケガの状態が思わしくなく、すぐにピットに戻り、今レースを欠場することになった。