インディカー・シリーズに参戦するエド・カーペンター・レーシングは、2019年のドライバーとしてエド・ジョーンズを迎えることを発表した。ジョーンズは、インディ500に参戦するとともに、オーナードライバーのエド・カーペンターとマシンをシェアし、ロード/ストリートレースに参戦する。
2017年にデイル・コイン・レーシングでインディカーデビューを果たし、昨年は名門チップ・ガナッシ・レーシングに移籍したジョーンズ。ロングビーチ、そしてデトロイトで3位に入るも、後半は成績を残せずシリーズ13位でシーズンを終えた。
チップ・ガナッシ・レーシングは、チャンピオンを獲得したスコット・ディクソンの相棒にフェリックス・ローゼンクヴィストを起用することを発表。
わずか1シーズンで名門チームのシートを失ったジョーンズだったがスクーデリア・コルサのサポートを受け、エド・カーペンター・レーシングに加入が決定。インディ500では64号車をドライブし、ロード/ストリートコースでは、オーナードライバーであるエド・カーペンターの20号車をシェアして参戦する。
「エド・カーペンター・レーシングとスクーデリア・コルサのジョイントで2019シーズンに参戦できることは素晴らしい機会だよ。両方がそれぞれのシリーズで成功を収めており、そのコンビネーションはとても有益だと感じているんだ。とても興奮しているよ」とジョーンズ。
スポーツカーレースで活躍をしているスクーデリア・コルサ。2018年はレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングと組んでオリオール・セルビアを起用していた。
スクーデリア・コルサの代表を務めるジャコモ・マティオーリは、「インディカー・シリーズへのレース活動を拡大するにあたって、エド・ジョーンズとエド・カーペンター・レーシングよりも優れたドライバーやチームは考えることができなかった。彼らが加わることに興奮しているんだ」とコメントしている。
ジョーンズとマシンをシェアすることになるエド・カーペンターは、「エド・ジョーンズをスクーデリア・コルサ、ジャコモと一緒にエド・カーペンター・レーシング・ファミリーに迎え入れることができてうれしいね。エドがシーズンエンドにフリーになった時は、とても驚いたよ。エド・カーペンター・レーシングを再びビクトリーレーンに戻らせるために働くことを楽しみにしている」と語っている。
2017年のインディ500では3位に入ったジョーンズ。インディ500で速さを見せるエド・カーペンター・レーシングへの加入に気合も十分だ。
「エド・カーペンター・レーシングは、インディアナポリス500マイルレースで過去数年間、驚異的なスピードを披露していた。さらにチームが前進することが期待できるし、このチャンスに感謝して、全力を尽くしたい」とジョーンズ。
エド・カーペンター・レーシングの19号車にはスペンサー・ピゴットが継続することが発表されている。