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平井堅、新シングル表題曲「half of me」 MV公開 “半分に遮られた世界”を表現

2018年10月18日 13:32  リアルサウンド

リアルサウンド

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 平井堅が、11月28日にリリースする45枚目のシングル『half of me』より、表題曲のMVショートバージョンを公開した。


(関連:平井 堅 「half of me」MV(Short Ver.)


 「half of me」は、木曜劇場 『黄昏流星群~人生折り返し、恋をした~』(フジテレビ系)の主題歌。平井堅が約10年前に書いたラブバラードで、2009年7月のコンセプトアコースティックライブ『Ken‘s Bar』で初めて披露し、ライブでのみ届けられてきた。今年開催20周年を迎えた『Ken‘s Bar』のテーマ曲「even if」の中で描いたカップルの10年後の未来を歌った楽曲である。


 MVでは、「生きると言う事は空白の半分を、欠損の半分を探す旅なのかもしれない。そんな思いを書きました」と平井堅が語るように、大切なものを失い、その失ったものを探し求めながら生きることを歌った楽曲の世界観を表現するために、リップシーンのほとんどは画面の半分を壁や扉などの空白で形成。サビでは平井堅本人の主観に切り替わり、部屋の中は雑多でものが溢れているが、そこに大切なものは何一つないという、心の空白を描いているという。


 なお、『half of me』初回限定盤の特典DVDには、MVのフルバージョンがメイキング映像と共に収録される予定だ。


■平井堅 コメント
半分に遮られた世界を堪能していただければ……。


■田辺秀伸(監督)コメント
何か大事なものを失い、自分が半分欠けたような感覚を演出するために画面の半分を部屋の壁やドアなどの空白で形成しました。
そのアングルからは、一人寂しく佇む平井さんの姿を覗いているような感覚が感じとれると思います。
また、ガランとした部屋を見渡す本人の主観映像は雑多ではあるが、どこか寂しい心の中を表しています。


(リアルサウンド編集部)