アニメーション映画『あした世界が終わるとしても』の主題歌と挿入歌をあいみょんが担当することがわかった。
2019年1月25日に公開される同作は、フジテレビで放送中のテレビアニメ『イングレス』などを制作するクラフタースタジオ初のオリジナル長編作品。幼いころに母を亡くして以来、心を閉ざしがちな真と、彼を見守ってきた幼なじみの琴莉が、高校3年になってようやく一歩を踏み出そうとした矢先、もう1つの日本からもう1人の「僕」が現れるというあらすじだ。監督、脚本は『イングレス』の監督を務めた櫻木優平。
主題歌と挿入歌は、あいみょんが書き下ろした新曲。アニメーション映画の主題歌と挿入歌を担当するのは今回が初となるあいみょんは、制作中のレイアウトムービーを見て「面白かった! うん、もう浮かびました。書けそう!」と、ストーリーやキャラクターについて櫻木監督と議論を交わし、挿入歌“ら、のはなし”を完成させたという。あわせて琴莉が“ら、のはなし”をイヤホンで聞きながら黄昏の街を歩く特報が公開。映像は「スマートCGアニメーション」という技術で制作された。
あいみょんは「『大切な人を守りたい』と感じることが本当の愛に思えました。それに、大切な人を守る事が自分を守る事にもなる気がした。人は運命や秘密、約束、身体を共有し合うことで更に深まりあい、必ず惹き合う」とコメント。
また櫻木監督は「挿入歌へのオーダーは『エモーショナルにはしたいですが、あまり暗くなり過ぎない感じ。映画は破滅に向かうようなお話のため、曲は明るく聴かせたい』とお願いしました。あいみょんさんは、主題歌・挿入歌ともに、そのリクエストにバシッとハマる曲を作ってきてくれました」と述べている。
■あいみょんのコメント
「大切な人を守りたい」と感じることが本当の愛に思えました。それに、大切な人を守る事が自分を守る事にもなる気がした。人は運命や秘密、約束、身体を共有し合うことで更に深まりあい、必ず惹き合う。
■櫻木優平監督のコメント
主人公とヒロインは、ごく普通の高校生。物語はふたりの日常から始まります。とにかくリアリティーのある演出を心掛けています。音楽についても、今の10代、20代の音楽のリアルが出せる方がいいなと思い、この度、あいみょんさんにお願いしました。
挿入歌へのオーダーは「エモーショナルにはしたいですが、あまり暗くなり過ぎない感じ。映画は破滅に向かうようなお話のため、曲は明るく聴かせたい」とお願いしました。あいみょんさんは、主題歌・挿入歌ともに、そのリクエストにバシッとハマる曲を作ってきてくれました。作品の顔となる楽曲を、大切に使わせていただきたいと思っています。