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ヘンリー王子夫妻、メーガン妃ソックリ少女に遭遇 王室タブーを破り2ショットを撮影

2018年10月18日 09:03  Techinsight Japan

Techinsight Japan

待ち構えていた人々に囲まれるメーガン妃&ヘンリー王子(画像は『Kensington Palace 2018年10月16日付Instagram「Thank you to everyone in Sydney for the wonderful welcome for The Duke and Duchess of Sussex today!」』のスクリーンショット)
16日間の予定でオセアニア諸国を訪れているヘンリー王子とメーガン妃。豪時間16日にはシドニーのオペラハウスを訪れた夫妻。第1子懐妊のニュースも手伝って、外は2人を一目見ようと詰め掛けた大勢の人たちで賑わっていた。その中に幼少期のメーガン妃とどことなく雰囲気の似た少女を見つけたヘンリー王子。自らがフォトグラファーとなり少女とメーガン妃のツーショット写真を撮影するという異例の行動が大きな話題を呼んでいる。

ヘンリー王子の注目を引いたのは、9歳の少女セトゥニァちゃん(Sethunya Gibbons)だ。セトゥニァちゃんはヘンリー王子とメーガン妃に会うために、祖母や従姉妹と早くからオペラハウスの外で2人を待っていたもよう。白地に赤と黒で「女の子にできないことなんてない」と書かれたTシャツを着たセトゥニァちゃんと談笑するヘンリー王子は、Tシャツのロゴを読み上げながら「妻に会いたいかい?」「僕が君とメーガンの写真を撮ろうか?」と尋ねたという。

観衆のうちの一人が、ヘンリー王子に呼ばれてセトゥニァちゃんの方まで歩み寄ったメーガン妃に対し「この子、ちょっとあなたに似ていませんか」と声をかけたところ「私も今、ちょうど同じことを言おうとしていたところでした!」と返答するメーガン妃。妃はセトゥニァちゃんに向かって「あなたを見ていると、自分の若い頃を思い出します。今日のTシャツも素敵ね」と声をかけたそうだ。

祖母シャロンさん、従姉妹のレベッカさんとオペラハウスを訪れていたセトゥニァちゃん。「娘はメーガン妃の“ミニ・ミー”と呼ばれることにとても興奮しています」とのちに母親のレイチェルさんが明かしている。

日頃は自らが写真を撮影したり、観衆とセルフィーを撮ることは王室ではタブーとなっているのだが、愛する妻の幼い頃を彷彿させるセトゥニァちゃんを目にしたヘンリー王子は、興奮が収まらなかったのであろうか、笑顔でカメラマンを買って出たようだ。

このもようを収めたInstagramアカウント「Meghan & Harry supporters」には、

「ヘンリー王子&メーガン妃はなんて気さくな素晴らしい人達なの!」

「セルフィー嫌いで知られるヘンリー王子がこんな姿を見せるなんて! 素敵な動画に心が温かくなった。」

と夫妻の行動を絶賛するコメントが多数書き込まれている。

「ヘンリー王子の純粋で優しい心に、故ダイアナ妃を思い出した。」

「こんな風に人々の心にパッと明るい光を灯すカリスマ性は、亡き母ダイアナ妃ゆずりだね。」

と故ダイアナ妃とヘンリー王子の類似点を指摘するコメントも多数見受けられた。

白人の父とアフリカ系の母を持つメーガン妃は、幼少時代から“バイレイシャル”であることに悩み続けてきたと言われている。近年のインタビューでは自身のことを“strong, confident, mixed-race woman(強く自信に満ち溢れた、ミックス人種の女性)”と形容しており、メーガン妃やヘンリー王子がセトゥニァちゃんのような“バイレイシャル”の少女と積極的に交流を図ることは、自身のアイデンティティーを模索する若い人々の心に大きなインスピレーションを与えるに違いない。

画像は『Kensington Palace 2018年10月16日付Instagram「Thank you to everyone in Sydney for the wonderful welcome for The Duke and Duchess of Sussex today!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)