ストライプ石川康晴社長ら「Readyfor」運営会社に出資、約5.3億円の資金調達

クラウドファンディングサイトを運営するREADYFORが、グロービス・キャピタル・パートナーズやMistletoe、ストライプインターナショナル代表取締役社長兼CEO 石川康晴氏、メルカリ取締役社長兼COO 小泉文明氏を引受先とした総額約5.3億円の第三者割当増資を行う。引受日および出資比率は非公表としている。

　READYFORは「誰もがやりたいことを実現できる世の中をつくる」をヴィジョンを掲げ、2011年3月に日本初のクラウドファンディングサービス「Readyfor」を立ち上げた。これまで9,000件以上のプロジェクトを掲載し、70億円以上の資金を集める日本最大級のクラウドファンディングサービスとして成長している。
　今回の資金調達により同社は、クラウドファンディング事業の人材採用やシステム強化に加え、全世界的な取り組みとなっている「SDGs（＝持続可能な開発のための2030アジェンダ）」を実現するために新たな資金流通メカニズムの確立を加速させる新規事業開発を行うという。また、新経営体制に伴い、執行役員CLOに今年7月に同社に参画した弁護士の草原敦夫氏が、社外取締役にグロービス・キャピタル・パートナーズの今野穣氏が就任し、アドバイザーとして石川氏や小泉氏らが参画する予定だ。