SROモータースポーツ・グループは、11月30~12月1日にバーレーンで開催されるFIA GTネイションズカップについて、現段階で公開可能なエントリーを発表した。オーストラリア、フランス、ドイツ、ロシア、タイのドライバーたちがエントリーしている。
このFIA GTネイションズカップは、GT3カーを生んだSROモータースポーツ・グループとバーレーン・モータースポーツ連盟(BMF)が共同で開催するレース。車両はFIA GT3カーが使用され、ドライバーは代表する国のパスポートを所持していなければならないが、チームは必ずしも同じでなくても良い。また、ドライバーのうち1名はシルバードライバーが認められる。
そんなネイションズカップに向けて、5カ国のドライバーたちが参戦に名乗りを上げた。今回参戦を希望したのは下記のチームだ。
・オーストラリア
ヘルベルス・モータースポーツ
ステファン・グローベ/ブレントン・グローベ
マシン:ポルシェ911 GT3 R
・フランス
アッカ-ASPチーム
ジャン-リュック・ボーベリク/ジム・プラ
マシン:メルセデスAMG GT3
・ドイツ
リナルディ・レーシング
アレクサンダー・マットスール/ニコ・バスティアン
マシン:フェラーリ488 GT3
・ロシア
リナルディ・レーシング
リナト・サリコフ/デニス・ブラトフ
マシン:フェラーリ488 GT3
・タイ
ケッセル・レーシングTP12
ピティ・ビョロムパクディ/パシン・ラソーラス
ドライバーがその国を代表しつつ、チーム、マシンは国とは特に関係がないことが伝わるリストとなっている。今後、このリストがどう増えていくのか気になるところだ。